借りてきてちょこちょこ見てます、ファンタジックチルドレン。
ちょっと前まではねぇ、すんごい遠くまで借りに行かないとだめだったんだけど、最近近くに1店舗できて、そこで借りられるようになったの。
これなんで微妙にマニアックなんだろ…。
アニメ好きの人とか周りにいるじゃん。そういう人に、じゃあアニメの話題って思ってファンチルの話しても、全然わかってもらえないのよね。私アニメってあんまり見ないから、他の話はよくわからないのよ。銀魂…とかワンピース…とか、みんなジャンプアニメが好きなのね。
このファンチルは、音楽とか絵とか全体的なムードとか、声優の声の感じとかすごくいいの
なんとなくラピュタに似てる。壁から出てくる記憶のレコードや、ワンダとか。
このアニメが元でヘッセの詩集を買ったんだけど、それを読んでて思ったのよね。多分このアニメは、ヘッセが「霧の中」で描いているような、“本当の賢さ”がテーマなのかなって。なんとなくだけどね。
ちなみにヘッセの詩は、2話の列車の中でハスモダイが朗読してました。「どこかに」という詩です。ヘッセはこういう詩が多いよね。事情があって旅ばかりしていたって、何かで読んだから、そのせいなのかな。
2009-6-17 22:02
1583年、ベネチア。水に浮かぶ楽園とされたこの都市で、女性は男性の所有物だった。愛した男性との結婚は持参金のために諦めざるを得なかったベロニカ・フランコ(キャサリン・マコーマック)は、彼の愛を違う形で得るためにコーティザン(高級娼婦)へ転身する―…。
実在の人物ベロニカ・フランコの半生を綴った歴史ドラマ。
第一の印象は“ハーレクインみたいだな”、その次は“昼ドラみたいだな”、最後まで見て思ったのは、“これやっぱりハーレクインみたいだな”…でした。女性受けしそうなストーリー。特に年配の主婦層に受けそう。
私も、(主人公が詩を嗜む故か)詩的なセリフ回しがおもしろくて、結構楽しめました。でも若干ハーレクインテンションにはついてけなかったwまぁそれは、人それぞれ好みでね。
男が愛するのは教養、心。これは事実だと思う。
キャバクラでも、風俗でも、No.1の子ってきれいなだけじゃないもの。尊敬できるものを持ってる。それに、不思議なことに、学歴と教養ってイコールじゃないのよね。それはすごく感じる。
だけど同時に、“美は女神の表れ”にも同意できる。
内面から滲み出るものって、やっぱりあるよね。それは化粧でどうにかできるものでもなくて…。
きれいな肌に化粧を乗せれば美しかったり、きれいな体に服を纏えば美しかったりするのと同じこと。
内面が美しいと、外面も自然ときれいになるよね。それはスタイルがいいとか化粧が上手とかそういうこととは別に。不思議なものだよ。
女は愛されて美しくなる。
ベロニカのような生活は、確かに楽しそう。
でもその裏に、愛されるため・美しくいるための相応の努力があるってことを、忘れちゃいけないね。
彼女たちを妬ましく思う気持ちもわかる。でも美しくいるってことは、それほど楽なことじゃないのよ。そこに内面も伴わせようとすれば尚更。
もちろんそれは、男性にも言えることだけどね。
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2009-6-17 17:32
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