主人公はイナズマンに変身する前に一旦サナギマンというあまり強くない状態を経なければならないのだ。







イナズマンに変身するきっかけは人それぞれ
ある者は、こんな感じかなぁですぐ変身

また

ある者は、いろんなことをうじうじ悩んで
やってもいないのに出来ないって諦めて
タイミングとか環境とか時間とか
あれやこれやと理由をつけて
変身とかもういいやって投げ出して








テレビの前の子どもたちは言う








番組始まってずーっと「サナギマン」のままだったら



その番組はもう「イナズマン」じゃなくて



「サナギマン」だと。





簡単に言う







いろんなことに逃げてきた
サナギマンは、逃げている自分を受け止めて
なにかうっすらと未来に繋がるヒントが
見えたような気がしたような気がした。





変身に繋がろうが繋がらなかろうが
今日、明日、明後日、毎日なにかをやってやる
失敗しようが罵られようが笑われようが
目の前のことをやってみよう。

ずっとサナギマンでもいいじゃないか


なにもしないサナギマンよりは


なにかしたサナギマンの方がいい気がする


なにかしたサナギマンになろう


それがいい





サナギマンはね
攻撃弱いけど撃たれ強いんだ







それでいい