赤と白の衣装に身を包み、毎年クリスマスに世界中の子供たちにプレゼントを配るサンタクロース。そのサンタクロースは一体どこからやってくるのでしょうか?



北極に近くて一面雪や氷に覆われているような、とても寒い地域に住んでいるイメージがありますが、実際の場所としては、どの国のどの地域に家があるのか、具体的な住所はどの辺なのか、とても謎は多いのです。



サンタクロースの住んでいる場所・住所については、国によってそれぞれの解釈や説明がなされているようで、代表的なものとしては、フィンランド、グリーンランド(デンマーク王国)、スウェーデン、アメリカ、カナダなど、それぞれの国で定着している説が世界的にも広く知られています。



サンタクロースは北極に住んでいるよ説

北米大陸のアメリカやカナダでは、サンタクロースは氷と雪に覆われた北極に住んでいると一般的に説明されることが多い。北極の中でも特に地球の自転軸と地表が交わる北極点(ノースポール)には、サンタクロースに手紙を送ろうと毎年数多くのメッセージがノースポール宛てに郵送されます。



北極からフィンランドへ引っ越したよ説

サンタクロースは北極に住んでいるという定説を見事に覆したのがフィンランド。1925年にフィンランドで発行された新聞の記事では、「サンタクロースのお引越し」が大々的に報じられました。

引越しの理由は「北極では食料が不足し、トナカイに餌をあげることが出来なくなったため、サンタクロースはフィンランドのラップランドに引っ越しました」だ、そうです。



スウェーデンの
サンタワールドに定住したよ説

お隣フィンランドが発表した大胆な「サンタクロースお引越し説」に続けとばかりに、スウェーデンでは1984年、サンタクロースが定住する地はスウェーデンのサンタワールドであると全世界に高らかに宣言しています。



サンタクロースは妖精ニッセだよ説

国内の北部がほぼラップランド域内となっているノルウェーでは、他の欧米諸国における典型的なサンタクロースの人物像とは異なり、ニッセと呼ばれる小柄の妖精がサンタクロース的な位置付けで国民的な伝統・文化として息づいています。



グリーンランドに
長老サンタが住んでいるよ説

グリーンランド(デンマーク王国)には、400歳を超える長老サンタクロースが住んでいるそうです。この長老サンタをサポートする目的で、国際サンタクロース協会なる正体不明の団体が設立されています。












世界中の子供たちにクリスマスプレゼントの
オモチャを届けるサンタクロース。



トナカイがひくソリで運ばれるたくさんのオモチャは、サンタのおもちゃ工場(工房)、英語では「Santa's Workshop ワークショップ」と呼ばれる秘密の作業場で作られています。



実際にサンタのおもちゃ工場(工房)で加工や組み立てを担当しているのは、クリスマスエルフ(Christmas elf)と呼ばれる小柄な妖精(エルフ)たち。



1932年のディズニー短編アニメ「サンタのおもちゃ工房 Santa's Workshop」では、
おもちゃ工場でクリスマスエルフたちが音楽に合わせてリズミカルにオモチャを作り上げていく様子が描かれていました。



このアニメでは、サンタクロースは出来上がったオモチャを一つ一つ手作業で最終確認を行い、
合格したオモチャには「OK」のハンコを押していました。サンタのクリスマスプレゼントは、
こうしてエルフたちとの共同作業で丁寧に仕上げられていたということです。




さて、サンタのおもちゃ工場(工房)の場所はどこなのか?という点ですが、この問いについては、「サンタはどこにいるの?どこから来るの?」という質問とほぼ同じ答えが返されることになります。



というのも、サンタのおもちゃ工場(工房)は、サンタクロースが住んでいるとされる北極圏のとある敷地内に隣接して建設されています。同じ敷地内にはクリスマスエルフやトナカイ達も共同生活を送っている。らしい。
ナイショの何処かで…。




「サンタさんって親じゃん」
「親がおもちゃ買ってんじゃん」


私もそうでした、





でもね、キミのおもちゃ箱を
よく確かめて欲しい。



誰から貰った覚えのない
でも小さい頃に大切にしていた
おもちゃがあるはず。



それがエルフ達が作った
サンタさんからの贈り物です。








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