アンパンマンは
 
「バイキンマンは悪い奴だ!許さないぞ!」
 
とは言わない。



















アンパンマンが言うのは
 
「あ!バイキンマン!
 またイタズラしたな!許さないぞ!」だ。













 
悪いのはバイキンマンという
「人格」ではなく
イタズラという「行為」であるということ。
















 
罪を憎んで、人を憎まずです。
















 
人格を否定するのではなく
行為に対して注意する。


















それは、アンパンマンとバイキンマンの関係を通して、作者のやなせさんが、
どうしても子供たちへ伝えたかった
メッセージ。