登場人物
<亮介>主人公。
ドッグラン付きの喫茶店を経営
<千絵>
失踪した亮介の婚約者。
<細谷さん>
喫茶店の頼れる店員。千絵の母親的な存在
<美沙子>
亮介の母親
<洋介>
亮介の弟
亮介の父親
[ユリゴコロ]は
沼田まほかるの実写化もされた小説です。
涼介はペットと一緒に楽しめる
ドッグランがついた喫茶店を経営し
順風満帆だった亮介に、
多くの困難が降りかかる事なります。
一緒に経営していた婚約者・千絵の失踪、
父親の末期ガンが発覚、母親の事故死などが亮介を絶望へと追いやります。
そんな中、亮介は父親に会うため実家を訪れ、
普段は入ってはいけない父の書斎に何気なく足を踏み入れると、そこには…。
生まれてから楽しさや
幸せを感じる心が欠落した少女と
亮介と父と母と婚約者
特殊な心と
特殊な出会いと
特殊な繋がりと
特殊な愛
そして衝撃と感動の結末、
大きく括ると癖の強い深い愛の物語。
最初は不快から始まり、
最後は涙しました。
二度読んで、二度不快な気持ちになり、
二度泣きました。
とても良い作品だと思います。