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78.や座

夏の大三角の中にある小さな矢の星座。
88星座で2番目に小さな星座です。



小さいながらも星の並び・形がわかりやすく、



紀元前1200年ごろには
「矢」の星座として知られていたようです。




いろいろな神話にかかわっていますが、
その中でもキューピッドの矢の物語が有名です。




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77.みなみのさんかく座

17世紀ごろに作られた新しい星座の一つです。



南半球の星座で日本からは
ほとんど見ることができません。


2〜3等星の比較的明るい星で作る三角は
夜空でも見つけやすく、


大航海時代の船乗りたちが
夜空に描いていたと言われています。



蜂が羽ばたき、植物と花がシンボルになって、
鳥と絡まりながら、三角形を作っています。



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76.みなみのかんむり座

いて座の足元にある星座で、いて座の賢者
ケイローンの冠とも言われています。



古代ギリシア時代には”南のリース”と呼ばれ、
草花で作った輪と呼ばれていました。




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75.みなみのうお座

みずがめ座から流れ落ちる水を飲むように並んでいる小さな魚の星座です。



秋の星座で唯一の1等星
フォーマルハウトが口元に輝きます。




フォーマルハウトの意味は「魚の口」。




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74.みなみじゅうじ座

4つの星が小さな十字を描く
南半球を代表する星座。



全天88星座で一番小さな星座です。



宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」では、
物語の終着駅サウザンクロスとして登場します。



十字の長い辺を先に4.5個分延ばしたところが
真南の目印の天の南極です。



北の空には北の目印となる北極星がありますが、
南には南極星に当たる星がないため、
この南十字は船乗りにとってかけがえのないものでした。