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40.こと座

夏の大三角形の一つ、
1等星ベガが目印となる竪琴の星座。


この竪琴はギリシアの琴の名人
オルフェウスものだとされています。


オルフェウスの琴の音が流れると、
人間はもちろん森の動物たちや草花、木々、
はては川のせせらぎさえその流れを止めて聴き惚れるほどでした。


ベガには”落ちる鷲”という意味がある
琴の上部ある植物は、琴の名人オルフェウスが草むらに隠れていた毒蛇に咬まれて死んでしまったことに関わる印です。



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39.コップ座

コップというよりも
カップようなの形をしている星座です。


うみへび座の背に置かれるように並んでいる
取っ手のついた立派な杯は、

酒の神デュオニソスの持ち物であったとも
言われています。


酒の神のコップ酒


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38.こじし座

春の星座しし座に乗るように輝く
小さなライオンの星座です。


17世紀ごろに作られた新しい星座の一つで、
しし座にあるような神話はありません。


ライオンキングのような物語を
期待していたのですが、



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37.こぐま座

大熊にさせられてしまった森の精カリストの息子
アルカスも熊の姿で星座になっています。


宮沢賢治の「星めぐりの歌」では、
「小熊のひたいの 
うへは“そらのめぐりの めあて”」

と、うたわれています。


これは、小熊のしっぽにある北極星のことです。



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36.こぎつね座

夏の大三角を横切るように歩いている
子狐の星座。


はくちょう座とわし座の間にあります。
17世紀に作られた新しい星座の一つです



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