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27.ぎょしゃ座

馭者は馬車を操る人のこと。


子ヤギを抱くのは
馬車を操り戦場を駆けたアテネの王
エリクトニウスの姿です。


黄色く輝く1等星カペラから
五角形を描いて作る冬の星座です。


藍染された布服を纏った青年が手に
馭者としての手綱を持った姿

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26.きょしちょう座

南米に棲む大きな嘴の鳥
オオハシの姿を描いた星座。


漢字では「巨嘴鳥」と書きます。


きょしちょう座の中には
有名な小マゼラン雲があります。


南国の植物ヤシの葉を口に咥えています。


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25.かんむり座

酒の神デュオニソスが
王妃アリアドネに送った冠が、
夜空にあげられ星座となりました。


勇者ヘルクレスの隣に並ぶ夏の星座です。




アリアドネの悲しみを救った
鳥の羽を集めた冠

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24.からす座

アポロンの使いで
元々は白く美しかったカラス。

嘘をついた罰として、
黒く染められ夜空に打ち付けられた姿が
星座になっています。


春の大曲線の先で輝く小さな星座で、
うみへび座の背につかまっているようにも
見えます。


アラスカ先住民の創世神話の中には、
魔力をもった不思議な鳥ワクリガラスが
この世を作ったという伝説もあります。



その神話になぞらえて、
始まりの植樹を示す草を口に咥えた姿

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23.カメレオン座

大航海時代に船乗りがジャングルで出会った
不思議な生き物カメレオンの星座。


南の空の天の南極近くにある
日本からは全く見えない星座の一つです。




隣のはえ座を狙うように並んでいます。
森の中に姿を隠すカメレオン。
背や手を葉っぱ


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