酷く胸が締め付けられる。
ちくちくして、何かの病気かな、と思った。
君に会う度に、君と話す度に胸がドキドキして、張り裂けそうでまともに目も見れなくて、俺は。
どうしちゃったんだろう、ってベッドに身体を委ね仰向けになって考える。
考えれば考える程君の顔が浮かんで、君の声、身体に、触れたくなった。
ただただ、君が欲しいと願った、
そうか、俺は、
いつの間にか、心を栄口に奪われていたんだね。