2016-12-25 14:55
「困惑」
あたいらしさ、とは、一体何なんだろうか。
好奇心旺盛な所なのか、
それとも正直に言いすぎる所なのか、
はたまた、依存する所なのか。
「迷ったら、自分を信じればいいんですよ。」
歳下の子に諭されて、確かにねって、
相槌を打ったまでは良かったんだけど。
じゃあ、自分は一体どうしたいの?
その問題が、ずっと頭の中で回ってる。
離れ難いのに、傷付くのは怖い。
好きなのに、信じきれていない。
一緒に居たいのに、そばに居てはダメだと感じる。
周りが言うから?
親が反対するから?
離れる勇気も無いくせに、
自由な空をずっと夢見てる。
向こうからヨリを戻すとか、
そんな滑稽な事は絶対しないはず。
あたいから本当にさよならすれば、
あたいたちの関係はここで終わり。
それもまた、怖いと思う要因。
必要とされているという、優越感。
おじと過ごす事で満たされる安心感。
なのに複雑なのは、どうして?
親の反対を押し切ってまで付いていく、
その確固たる理由がどうしても見つからない。
元より母親は大反対。
最初はどちらでもないと言っていた父親も、
「不安要素が多いなら、この先長くない」
「もっと、真面目な人がいるから」と言った。
もうこれ以上、同じ事で口論になりたくない。
その為には、もう離れるしかない。
お互い、それでハッピーエンド?
こんな年の瀬に仕事は無くなるし、
おじとの関係もよく分かんない。
逆を取れば。
今、全てをリセットして元通りになれる、
そんなチャンスでもあると思う。
元々は一人暮らしだった、あたい。
自由を謳歌して生きる人間だった。
ただ、それが、その頃の生活に戻るだけ。
このまま居ても、永遠許されないなら、
今ここで断ち切った方がいいのかもしれない。