エース女体化について
言わないと気が済まないので
ちょっと裏的な表現含むので読まない方がいいですねスルーして下さい
名前を呼んだら振り向く。その滲ませる暖かい雰囲気が、たまらなく好きだなぁ、と思った。いや、なんていうか、きっと本人は無意識なんだろうけど、振り向いた瞬間のちら、とこちらに気を配る感じが、音無さんはなんでか、暖かい気がして。
「
名前?」
「…えへへー」
「ったく、なんだよそれ」
呼んでみただけ、って言ったらはいはい、と二つ返事で返された。またそれか、いい加減にしろよな、というのが無いのもなんだか嬉しい。困ったように眉を下げて笑うけど、その実全然困った感じが無いのもいいな、と思う。そんな音無さんだから好きだ。意識せずに暖かさを出せる音無さんがどうしようもなく好きだ。その居心地の良さにいつも縋ってしまう。もうこの癒しスキルは天性のものだと思う。絶大な安心感というか、全部で私の事を好きでいてくれるのが分かるというか。それが出来る音無さんはすごい人だ。私の中で誰より、一番大切な人。