椿の花の首が落ちて
紅蓮が私達の糸を焼き尽くして

君は死の森で独り、

呪詛を唄う
見えない王様。


私にだけは見えている。
私にだけは聞こえている。

その

哀しい
煉獄の炎にも 似た、