咽び泣く紫の花 : aria : bookmark


2015/5/31 Sun 15:08

業火に灼かれてもなお花は可憐で



奈良旅レポの続きです!


奈良といえば万葉集に縁の土地。

春日大社の杜の中にあるお店で、
万葉粥を頂きました。

こちらのお店の万葉粥は季節ごとに万葉縁のお野菜や植物を入れているそうで、
アリアの入った時は筍と蓬でした。

美味しゅうございました◎


そして、すごく楽しみにしていた万葉植物にも訪れることができました!



ちょうど紫草の開花時期で。

紫草なのに白い花って不思議だと思われますかしら?

この根で染めものをすると紫に染まるので、紫草と言うのです。

かつて紫は禁色とも言われ、高貴な身分の者しか紫色の衣を着ることが許されませんでした。


アリアの大好きな、そしてこの日記の名前の由来にもなっている和歌、

「あかねさす紫野ゆき標野ゆき野守は見ずや君が袖振る」

を思わず口ずさみました*


日本にはもう千株しかないともいわれる日本原種の紫草は絶滅危惧種に指定されている大変貴重なものです。

もう額田が見たような、一面に咲く紫草の野を見ることは叶わないのでしょうね…少し寂しいわ…



さて、奈良でアリアが一番心奪われたもの、それは…




奈良市観光協会のゆるキャラ、しかまろくんー!

ちゃっかりツーショット。笑

はあ、可愛い…!

せんとくんしかいないと思っていたので、こんな可愛いゆるキャラちゃんと出逢えて本当に幸せです◎



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