咽び泣く紫の花 : aria : bookmark


2012/6/25 Mon 01:51

女の子の左胸はお砂糖で出来ている




読みました。

ハーレクイン二冊めー。

カバーの綺麗さで買ったといっても過言ではありません。

まずは一日で読み切れる適度な厚さがよかったです。

ただタイトルやあらすじと違う気が…
タイトルの「ざくろの館」なんて、文中で一度しか出ないのですよー。

ヒロインの勘違いが如何にもフィクションっぽいですし
場景描写はくどくて読みとばしてしまいました。
ご都合主義のなりゆきも、ちょっと読んでいて分かりづらかったです。

ヒロインのことをやたらと、"うぶだ、うぶだ"、と馬鹿の一つ覚えみたいに…

それにふたりが両想いと気がついてからが僅か1頁しかないというのはいかがなものかと…


けれど、驚いたのは台詞まわしのうまさ。

リズミカルだし凄くセンスがあります。
会話が魅力的で、本当にびっくり。
軽い読み物のつもりだったのですが、予想外に惹かれました。
こんな可愛らしい台詞が書けるようになりたい!


たまには甘々のべたなロマンス小説が読みたくなるので
ハーレクインやライトノベルなんか読みやすくてよいですね◎


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