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 舌ったらずに言い包めてね 捻くれ者のアリアですけれど、 セオリーに従って今年を振り返ってみたいと思います。 今年は日本にとり国難と言われるような、大災害に見舞われた年でしたね。 この場で改めて、 震災で亡くなられた方のご冥福、 そして一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。 さてアリアにとって2011年は、 昨年と同じく怒涛の年で御座いました。 何といっても、夏に某国の大学に入学したことが一番の出来事です。 昨年も英語のお勉強のために留学していた国ですが、 やはり大学に入学するというのは、今までとは全く異なります。 何もかも初めてです。 英語はまだ上手ではなくて、 大学のシステムがわからなくて、 講義も課題も試験も難しくて、 カルチャーショックで落ち込んで、 一人暮らしは淋しくて。 辛く、哀しく、困難な日々でした。 正直申し上げて、もう戻りたくないとさえ思います。 このまま日本にいられたらどんなによいか。 おそらく夢見の悪い理由、心にひっかかることというのもこのあたりではないかと。 ですから、年の瀬だからといって、 あれもいい思い出だわ、だなんて未だ申し上げられません。 それでも、この一年の私には、 いつでも支えて下さる方がいらっしゃいました。 独りではないよと、囁いて下さる方がいらっしゃいました。 日本から何海里も遠く離れた異国の地でも、 伸ばして下さる手を確かに感じることができました。 幸せばかりの一年ではなかったけれど、 幸運に恵まれた年でした。 年の瀬に申し上げたいことは、感謝のほかに御座いません。 皆さん、いつも本当にありがとう。 この一年も、アリアのことを助けて下さって、ありがとう。 * 
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