碧落の揺りかご

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さよなら

最悪だ…。
どこまで馬鹿なんだろう。

ごめんねお母さん。
私は自分を傷つけるしか能がないらしい。


私のことが分からないと人は言う。
私も分からない。
自分がどうしたいのかなんて。

人との接し方も、自分の感情の出し方も分からない。

自信なんか持てない。
いつも自惚れと驕りと自信を履き違えて失敗してる。

どうして見ず知らずの人にまで心配されなきゃいけないんだ。

情けなさすぎて吐き気がする。

自分が恥ずかしい。
人の目が恐い…。

私は生きていけるの…？

甘い痛み

困った。
まただ。
どうして？
頑張れるって、頑張ろうって前向きになるたびにダメになる。

明るくて、幸せに満ちた場所に自分がいることを否定するかのように。

自分はそこにいてはいけない。
いていい奴じゃない。

そんな気がして。

恐くなる。

だから嫌なのに。
人と関わり合うと自分の嫌な、ダメな部分を思い知る。

恐くなる。

空気になりたくなる。
前は存在を認めてほしくて仕方なかったのに。
いてもいなくても同じだって言われて傷ついてたのに。

私といてもきっとつまらない。
嫌な思いさせるだけだ。
わけ分かんなくて困らせるだけ。
気を遣わせるだけ。

それでも、こんな自分でも、誰かを喜ばせたいって、笑顔になってほしいって…。

不安になる。

壊れたくて、でも恐い。
泣き笑いながら切った左腕を眺めてる自分が。

狂ってしまえば楽になれる？

寄る辺ないイライラも不安も恐怖ももどかしさも、どう現したらいいのか分かんない。

切るくらいしか、落ち着く方法を知らない。

痛みが甘くなる。
無心が心地良い。

ごめんなさい…。
私は自分を守れてない。
もう何度も罪を重ねた。
また犯すかもしれない。

自分の価値なんて見いだせないもの。

堂々巡りを繰り返すだけ？
前に進めないの？

どうしたら、自分を受け入れられるの…