昭和元禄落語心中
17/03/25 06:59
話題:アニメ感想
落語はイマジネーションの産物である
聞く側が受け取った声を、己の頭の中に如何にして想像するかが大事
また逆も然り
噺家が如何にして客のイマジネーションをかきたてられるか、己の経験や記憶のすべてでもって盛り上げる
それが落語である
どちらが欠けても成り立たず、またすべてが揃ったからといって作り上げられるものでもなく、その場その時の雰囲気や気持ちが作っていくものだ
などと生意気なことをつらつらと書いちゃいますが、私自信別段落語が好きと言うわけでもなく、詳しいわけどもありません
たんに理屈屋ってだけのことです
それにしても、助六が八雲を継ぐとはおみそれしました
それを八雲が半ば許していたってのにも
なにより助六、九代目八雲が八代目の雰囲気に近付いてたってことが驚きだ
そして既に次代が育っていたってことも
伝統ってのはしぶとく強かに、血のつながり如何にだけでなく、こうやって受け継がれてくもんなんですねぇ