話題:アイドルマスター

P「こんなもので本当に…?」


亜美「やってみよっか?それポチっとな!」


小鳥「え、ちょ、ピヨーーーー!?」


P「躊躇ねぇなオイ」


小鳥「うぅぅ…いきなりだなんてひどいにゃ…」


P「……にゃ?」


小鳥「きっとみくにゃんにゃ」


P「亜美、すぐ元に戻せ。もしくはウサミン星人かシュガハさんにしろ。でなければみくにゃんのファンやめる」


真美「それは菜々さんと心さんと前川に失礼じゃないか?」


P「音無さんは見てて痛々しいだけだ」


小鳥「」


亜美「まぁともかく、これがホンモノだってことはわかったっしょ?」


P「まぁな…どういう原理なのかはよくわからんが…」


真美「個性転写と言っても完全な別人になるわけではない。ピヨちゃんが誰のキャラなのかがすぐわかるように、物真似とは違うが、元々のキャラに他のキャラがプラスされる感じだ」


P「お前のキャラ位置がよくわからんのだが…」


真美「そうだな…まず『双海真美』とはどんなキャラだ?双子の姉、悪戯好き、可愛い、せくちー、合法というキャラだろう?」


P「余計にわからなくなったんだが……とくに後半」


真美「そこに池袋晶葉のキャラがプラスされる。発明好きで眼鏡で白衣のキュートキャラがな」


P「彼女Cuteだっけ?」


亜美「亜美たちはPassionだよ」


真美「そうではない。双海真美と池袋晶葉のキャラが合わさったわたしは、自分が面白そうと思ったことに関して遊びまくる、電波教師とまではいかないが、ドラえもんの秘密道具を作って、それを使って悪戯をするのび太くんのようなキャラなのだ!」


P「なんという才能の無駄遣い……」


真美「育て方によって成長した姿が変わるたまごっち。そう、個性とは育ってきた環境によって千差万別。もし◯◯が△△の家に生まれて育てられていたら……きっとそんなことを考えでもしたのだろう。容姿はそのまま、キャラを自由に変えてみる。そんなこんなで出来たのがこの装置なのだ。……多分」


P「多分て……」


真美「わたしが作ったわけではないからな。あくまでも想像だ。真相を知りたければ346プロに電話でもして聞けばいい」


P「そうだな…とりあえず此度の一件はモバPさんに伝えておこう。さて、もう十分だろう。みんなを元に戻せ」


真美「断る」


P「え?」


真美「わたしはまだまだ遊び足りん。この装置には346プロに所属している100人以上のアイドルのデータが入っているのだ。最低限一通り使ってみるまでやめる気はない」


P「悪い方向にスイッチ入ってんなコレ!?」


亜美「そうだよ兄ちゃん。こんな面白いこと滅多にないんだからさー」


P「遊びは終わり!亜美、その装置寄越せ!」


亜美「真美、パス!」ポイ


真美「…ふむ。そういえばアイドル、女性相手ばかりで男性相手にはまだ使っていないな」


P「!?ちょっと待て。それアイドルのデータだろ!?」


真美「別にオカマになったりするわけじゃない。まぁ、語尾に『にゃ』が付いたりするかもしれんが」


P「冗談じゃない!」


亜美「ピヨちゃん、兄ちゃんを捕まえろ!」


小鳥「わかったにゃ!」ガシッ


P「なにするんですか音無さん!?」


小鳥「ごめんなさいにゃ。でもプロデューサーさんが一体どうなるのかという好奇心は抑えられないのにゃ」


真美「というわけで」
亜美「ポチっとな!」


P「!!!」


『つづく』