付は元帥バリー。


息子たちが幼い頃。
アレンやセシルが犬を飼いたがっても、いつも大反対するバリー。
妻は、バリーの許可があれば飼ってもいいというスタイルなので、幼い息子たちは厳格なバリーにねだるしかない。
「散歩もするし、ご飯もちゃんとあげるから、わんちゃんがほしい」とセシルが駄々をこねても、
「駄目だ、そのうち可愛がるだけで世話をしなくなるに決まっている」とありきたりな父親台詞を吐くバリー。頑固父上のバカとか言いながらセシルが泣き喚いても絶対に買ってくれない。

でもある日、捨て犬を見捨てることの出来ないバリーは、拾って帰ってきて。
可哀そうで拾ったは言えないから、妻に渡して妻が知人から貰ってきたという体裁を装い飼うことに。
「あなたが拾ってきたと素直におっしゃられては」と妻が言っても、
「嫌だ。私は頑固親父のままでいい」とバリーは平然を装いながらも、末っ子の口攻撃を根に持っていて拗ねているみたいな(笑)
バリーは不器用!