士農工商の農メモ

徴収する側の家系の人間なので、知識選別に偏りあるかもしれませぬ。


江戸時代の農民というと、五公五民、四公六民などの税率で虐げられていたというイメージがありがちではないだろうか。

実際には税金が課せられたのは米だけ(ときには特産物なども含む)で、裏作の麦、自家消費用に作る野菜やタバコ、お酒などには税金はかけられておらず、イメージよりも余裕があった。

武士は徴税と裁判権を持っていたくらいで、農村の行政は農村(農民の中にも更に階級があった)で行われていた。

一言で農民と言っても元武士や在地の豪族だったような農身分の中での支配層から、土地を持たず誰かに使役される身分までさまざまで、農身分の中でも支配する側とされる側があったということ。

江戸時代の農民は貧しかったと言うのは、「左翼の貧農史観」と言う愚劣・情報操作に過ぎない。

米は年を越えての保存が難しく、収穫してから1〜2年のうちに消費してしまわなければならないもの。
年貢の米は何らかの形で、例えば「労役の代償」として農民に戻っていたと考えるのが正しい。
飢饉になった時も米は無償配布していたり。

城に遣える上流武士達に支給される給料も、お金ではなく大半が米。
(お金が欲しい時は米問屋で換金していた)

逆に、中国はやったもん勝ち・強い者勝ちな風潮が強い為に農民は酷い扱いだったんじゃないかと。
あの国の歴史は興味ない(爆)ので詳しくは知りませぬ。←

んで、天皇家。

江戸時代では歴代将軍に散々馬鹿にされた扱いを受けていたりする。

将軍の妻は公家(天皇家)から娶る形式だったけど、夫婦円満になれた夫妻は数少ない。ぶっちゃけ超冷めてた。

現代の天皇様は、サッカーやら競馬やらでよくある「天皇杯」等の「天皇」がつく大会には出席していたり。

国会予算の採決は天皇の判子をもらわないと通りません。

実際は日本のマスコットキャラクター的な認識&扱いだけど、外交やら会長やら研究やらやっていて芸能人並に忙しそうであります。