年末から借りてたんですが、やっと読み終わりました。
※めっちゃネタバレあります
ちょっと不思議なお話。
ファンタジーというか、幻想小説っぽいんですが、下地が不思議話でも、起きているのはわりと普通な事件という。
流れ星は天狗であり、その天狗によって森林化という異常事態が起こる。その天狗を退治するために遣わされた山伏(外見は普通の兄ちゃん)の岳史と、彼が居候している花屋の店員の秋(こっちが主人公)の物語。
不思議な現象がちらほら起きますが、それは人為的なもので――と思わせつつ_……あとは読んでのお楽しみ、でしょうか。
長髪キャラ好きとしては、岳史が好きですね。
しかし、個人的な感想ですが、同じ三木先生の幻想作品なら、百年の記憶のほうが好みですね。三木先生の作品は、短編集のが読みやすい気がします。