永 久 に 紡 ぐ 。

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【本】少年陰陽師




『少年陰陽師』
結城光流 著/角川ビーンズ文庫
定価 460円〜500円
<本編>
異邦の影を探しだせ
闇の呪縛を打ち砕け
鏡の檻をつき破れ
禍つ鎖を解き放て
六花に抱かれて眠れ
黄泉に誘う風を追え
焔の刃を研ぎ澄ませ
真紅の空を翔けあがれ
光の導を指し示せ
冥夜の帳を切り開け
羅刹の腕を振りほどけ
儚き運命をひるがえせ
いにしえの魂を呼び覚ませ
妙なる絆を掴みとれ
真実を告げる声を聞け
嘆きの雨を薙ぎ払え
果てなき誓いを刻み込め
数多のおそれをぬぐい去れ
愁いの波に揺れ惑え
刹那の静寂に横たわれ
迷いの路をたどりゆけ
彼方のときを見はるかせ
嵐の剣を吹き降ろせ
祈りの糸をより結べ(10月発売予定)
<番外編>
うつつの夢に鎮めの歌を
其はなよ竹の姫のごとく
思いやれども行くかたもなし
<外伝>
翼よいま、天へ還れ





〈あらすじ〉
稀代陰陽師である安倍晴明。その孫(「孫言うなっ!」)である昌浩、そして相棒・もののけのもっくんが繰り広げるどたばたハラハラの陰陽道ストーリー。
守るべきものの為、昌浩は奔走する。そして知ってゆく強さ、優しさ、愛情。生きていく上での大切なこと。
何気ない一言に、何気ない行動に、貴方は何を感じるでしょうか。





とにかく面白いです。彩雲国と同じくらい好きな作品ですね。
晴明の孫という設定がまた面白い。し、もののけのもっくんが可愛らしい。(いや、そんな事言っては怒るか、紅蓮)
そひて安倍清明を始め、魅力的なキャラクターや場所がたくさん登場します。
藤原道長、娘の彰子、十二神将…。貴船神社、東三条、出雲…。耳にした事がある人達、そして神々、場所が出て来るというところにも、やっぱり惹かれるのではないでしょうか。
精神面が強くなって、成長してゆく昌浩の姿は、まるで我が子の成長を見ているような気分になります!
優しい気持ちになれたり、温かくなったり、悲しくなったりと、読み手も忙しい作品です。
是非、手に取ってみて下さい。(集めるのには一苦労ですがね★)


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【本】彩雲国物語




『彩雲国物語』
雪乃紗衣 著/角川ビーンズ文庫
定価 460円〜580円
<本編>
はじまりの風は紅く
黄金の約束
花は紫宮に咲く
想いは遙かなる茶都へ
漆黒の月の宴
欠けゆく白銀の砂時計
心は藍よりも深く
光降る碧の大地
紅梅は夜に香る
緑風は刃のごとく
青嵐にゆれる月草
白虹は天をめざす
黎明に琥珀はきらめく
黒蝶は檻にとらわれる...(続)
<番外編>
外伝.朱にまじわれば紅
藍より出でて青
隣の百合は白
黄粱の夢





〈あらすじ〉
紅家直系の姫君である紅秀麗は、お嬢様であるはずなのに貧乏暮らし。出仕しているはずの父は安月給。居候の静蘭と三人、ほそぼそと暮らしていた。そんな秀麗に大金の積まれたイイ話が舞い込んだ。それがまさかの、『王様教育係』?!
これは、彩雲国初の女性官吏となる紅秀麗の涙あり、笑いあり、苦難ありまくりの壮絶な物語である。





これは私が高校の図書館で出会った素晴らしい物語です。
雪乃さんの文章も魅力的ですが、何より伏線の張り方、そして物語の方向性。全てが心を揺さぶります!
涙無しには語れないのがこの彩雲国物語なんですね。
最初はシリーズではなかったので、淡々とした進み方でしたが、シリーズになり、巻を重ねるごとに感動の嵐。そして頬を流れる悔し涙…。
どうして…!!とつい口に出してしまう展開が次々と巻き起こります。
個人的には番外編が凄く好きだったりします。特に、隣の百合は白とか黄梁の夢とか。凄く面白いのですよ(笑
機会があったら、是非とも読んでみて下さいね!もうすぐクライマックスです!


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ただいまです!




長らく放置しておりましたが、心機一転、頑張りたいと思います!
今回から新たに『映画』が加わりました。
最近は専ら映画などのDVD三昧なので、いっそのこと加えちゃおうと思いまして^^
本より映画の方が更新数多くなりそうな予感…。いや、ここに載せていないだけで、読んで来た本は山のようにあります!それをちょこちょこ挟みながらのんびり気楽に再開していこうと思いますので、また一つよろしくお願い申し上げます♪



【本】流れ星が消えないうちに



『流れ星が消えないうちに』
橋本紡 著/新潮社
定価 1,470円





〈あらすじ〉
奈緒子は一年半前に、最愛の恋人を海外で亡くしてしまった。そして今、玄関でしか眠れない日々を送り続けている。奈緒子には現在の恋人、巧がいて、それなりに幸せにやっていた。
深い悲しみの後に差し込む一筋の光。苦しいくらいピュアなラブストーリー。





ちゃんとした恋もした事のない私には、理解するには少し、難しかった気もする。
それでも、心暖まるラブストーリーだった。
恋人が死んで、ひたすら闇の中をさまようわけでもなく、泣き続けるわけでもない。でも、死んでしまった彼が、今でも忘れられず、ふとした瞬間、苦しくて切なくなる。
そんな時、必ず傍にいてくれるのは、現在の恋人である巧だった。
ドロドロしているなんて事は全然なくて、本当にピュアなラブストーリー。
飾らないひた向きなそれぞれの愛に、夢中になって羅列した文章を追ってしまっていました。
そうですね。秋に読むのにいい本じゃないかなと思います。
静かな所でどうぞ、この本の表紙を捲ってみて下さい。





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【本】心霊探偵八雲



『心霊探偵八雲』
1〜7巻、絆(番外編)
神永学 著/文芸社
定価 1,050円





〈あらすじ〉
左に赤い目を持つ大学生、斉藤八雲。彼の赤い目は死者の魂を映し出す。そのせいで彼は気味悪がられ、人間と関わることを疎んじる。そんな八雲は、ひょんなことから、同じ大学に通う小沢晴香と出会う。
数々の事件(幽霊?)に遭遇しながら、次々と明かされる八雲の暗く悲しい過去、そして晴香との関連性──。
巻を重ねるにつれ、ぐいぐいと引き込まれる「脳内映像」ミステリー。





私の一番のお気に入りです。
最初に出会ったのは中学二年生の頃……もう六年近く前の事でしょうか。
新刊が出るのを心待ちにしていたあのうら若き日々が蘇ります。
さて、内容ですが。心霊探偵というのがまた新鮮ですよね。
八雲と晴香の関係がどう発展していくのか気になりますし、その他のキャラクターもまた特徴的で、憎めないキャラクターばかりです。追いつめられてく犯人の背景がまた、悲しかったり。
最初はシリーズの予定ではなかったからかあっさりとして淡々と読めちゃうのですが、シリーズになってからはもう涙無しには読めなくなってしまいますので、バスタオルを準備して下さい!(笑
是非是非、読んでみて下さいね。
本当にオススメです。


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初めまして

 「永 久 に 紡 ぐ 。」は読書&鑑賞日記です。


 読んだ本や観た映画などの紹介などをじゃんじゃんして行きますので、よろしくお付き合い下さい★

 また、上の拍手では、オススメの本や映画を募集しています。

 是非、貴方のオススメを教えて下さいね!

 それでは、よろしくお願いします!
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