朱幻郷と言う、夢の世界。

ストーリー上の夢の世界のハズが、いつのまにか私自身の夢の世界のようでした。

終わらせた筈の夢の世界。
サヨナラをした筈の皆様。


公演に誘われた時は、
楽しいメンツ、体型の事(汗)、群舞を覚えられるのか?、
なんて期待と不安で頭がイッパイでした。

しかし公演を途中まで過ごし心の余裕ができた時に、ふと思ったのです。

いいのか?
私、ココに居て良いのか?
「ストリップ」ではないけれど、ステージというものから足を洗ったハズではないか!?
引退興行をさせて頂き、きちんとお別れをしたハズじゃないか!!
(言い出しっぺは勿論わたし)

客席に懐かしいお顔を見つけて嬉しくなるのと同時に、
来てくれるかなぁと期待していたお顔を見つけられず、それがこの疑問へのお客様からの「NO」のお返事なのじゃないかと葛藤?したりして。

ただ単に、この公演の存在を知らなかっただけ?
早瀬という存在に心の整理をつけた、興味を失ったから?
(それならソレは当たり前で仕方のないこと)
それとも…。


ステージに上がっちゃえば、あの時のように楽しくなっちゃって。
まさに夢の世界に私が迷いこんだみたいです。

今回の朱幻卿の舞台は終わりましたが、答えは出ません。
でも、楽しいココを見つけてしまいました。

たまにの夢ですが、少し居たいと思います。
「NO」の方には、ゴメンナサイ。


暑い頃?、涼しい頃?、寒い頃?、
また夢の扉は開かれそうです。