放て真昼の矢を夜の靴底へ


鳥が鳥そのもののアイデンティティーを保持しているときには、私にはその言語が分からないのだけど、鳥が空に浮かぶひとつの黒い影になって、鳥というアイデンティティーが影というアイデンティティーに変質したとき、電車の向かいの窓に映る私の影には、その鳥の言語が理解できるはずなのでは?






2月20日 14:05


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