向日葵に眠る



気分が悪くて起き上がれない。でもこうしていれば最終章が進まないから、まだ少し、あの人が生き続けるんだ。

死して始まりを残すためのキャラクターを作って、三年近くを私の中で共に過ごして、何ができるだろうとかどんなふうに見送ろうだとか、難しいことは何も考えていないつもりだったけれど、ものすごく愛していたんだと気づいた。
物語の外側からだけれど、本当に愛していた。あとどれだけ引き伸ばしたとしても、お話はもう終わりに近くて、あげられる時間は少ないんだけれど。全力をかけよう。






10月30日 20:08


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