スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

あのこばなしふぁいなる

すいません。
えらい長くなって。


お手数ですが、前の記事と前の前の記事と前の前の前の記事を先に読んでほしいです(ウザイNe





事務所に入るとあの子はパソコンに向かってました。

私が入ってきても特に何を言うわけでもなく作業に没頭するあの子。


「……君、業者に作業しとること言ってないん?業者は君の存在に気づいてなかったよ。あんまりここで作業するのよくないみたいよ」

ここまで言ったらようやくあの子が

「でも店長が今日は4時まで開いとるって言った」

とか言うわけですよ。



だからと言って4時まで仕事をしていいことにはならねえYo!



とりあえずいろいろダメ元で言ってみたけど、あの子の決意を揺るがすのはなかなか至難の技であり、アチシはあの子のキリがよくなるまで帰れんと踏んだ。


なので私も自分の仕事を始めた。


この時たぶん時刻は23時。



さすがにアチシも自分何しとんじゃろうって思った。

こんな時間に。
こんなところで。
あの子の決意を変えることもできず。
なんのために。
何しにきたんだ。




ってなった。




でもの。

やっぱりの。



あの子をひとりにしたくない



って想いは変えようがなくての。

今自分の目の前にいるあの子が、私がここにおらんかったらたったひとりで、何かの責任やしがらみに囚われて作業し続ける様は私にとって見たくない光景なわけで。


でも
本当はあの子は辛くもなんともないんかもしれん。
今アチシがここにおるのは間違いなくただの自己満足で。
私が行ったらもしかしたらあの子は帰る気になってくれるかもしれん、って思ったけど、やっぱりそんなわけもなくて。
あの子のために、あの子をひとりにしたくない、って言うけど、全部アチシの独りよがりのお節介な何の意味もない行為ってのもわかっとる。




という感じにアチシの頭はわやくそだった。






そんな時。
ふいにあの子が

「疲れた?」


と私に聞いてきたので


「疲れてはない。ただね……」


と上に書いたような自分のわやくそな頭の中を言葉にして言ってみた。



なんで君だけがそんなに頑張るんじゃ。
私は見とられん。
放っとけん。


あの子はいろいろ語ってくれた。
けども。



あの子がひとしきり自分の仕事に対する考えを語るのを私はいっつも静かに聞くしかできん。
理解はできるが受け入れられん。
君ひとりが背負うのはおかしいだろ。

でも



「……ひとりのほうがよかった?」



どうしても気になって聞いた。
我ながらズルい聞き方だと思う。




あの子は何も言わずに首を横にふった。



それが本心なんかあの子の優しさなんかわからん。
けどもはやここまできたらなんでもよかった。
とにかくあの子をつれて帰る。
ここまできたら、意地でも一緒に帰る。







……それから30分後くらいについにあの子の「帰るかー」が聞けました。
あの子はまだ不完全燃焼ぽかったが、私はもはや残らす気はなかった。
エアコン掃除業者に「帰りますー」と伝えてなんとか日が変わる前に店を出れました。




とりあえずあの子はガソリンをつぎたいってんで、ガソリンスタンドに向かいました。



その道中であの子が「ありがとう」って言ったんです。


私は耳を疑いました。


……別にあの子が普段から感謝の気持ちを表さん非人情な人なわけじゃなく。


私の今日の行為に対して「ありがとう」を言われるとは本当に思わんかったから。



結果的にアチシは病的に仕事に打ち込むあの子の邪魔をしただけのようなもんだったのに。
少なくともあの子が感謝するようなことを私はしてない。




「頑張っとったら報われるんじゃね。俺は幸せ者じゃ」




なんて言うんだよ。



「……私の気がすまんかったけえ。ただのお節介だった」


と、私も何回目かわからんけどまたそのセリフを言った。



でもあの子は
「ううん。ありがとう」



と。


言ってくれたのよ……。


(´;Д;`)






……報われたのはむしろ私だ。











長々とすみません。
さんざん引っ張って、私が書きたかったのはこういう話なんです。

私が嬉しかった話←



惣菜部の問題が解決されん限り、またあの子がひとりで無茶しようとする日がくるかもしれん。
できればもうこんな展開はごめんだが、私はもうあの子を放っとけん。


私の行為はおそらく一般的に理解されんものだろう。
ここまで執着するのは自分でもおかしいと思う。
でも私の存在があの子にとって、この職場の中だけでも何かの救いみたいになれるんなら、私があの子との謎な関係を今日まで繋げてきたことに意味があったと思えるんよ。


話題:ありがとう






同じ職場におれば、大小様々なあの子ネタが日々出てくるけど、先日のこの一件は、あまりにも濃い出来事だった。
ここまで読んで下さった方々、なんか本当にすみません。そしてありがとうございます
(´;∀;`)

あのこばなし後編

前編〜中編を書きながらだんだん冷静になってきた上に眠くなったんで寝たことでさらに冷静になったけど、一番書きたかった出来事を記すよ。←



前の記事と前の前の記事を先に読んでもらえるとすげい嬉しいYo!






ボーリングが終わったのが20:30。
うちの店が閉まるのが21:45。



……あの子は十中八九店に戻って仕事をするだろう。とアチシは思った。

とてつもなく気になったけど、みんなが解散した後でアチシを含め女性陣数人でくるくる寿司に行くことになったけえ、あの子の動向を探ることができんかった。


くるくる寿司に着いてもボーリング中に菓子パンを食いすぎたアチシが寿司を食えるはずもなく、あの子のことも気になるしもう心ここにあらず状態だった。




とりあえず、ほとんど答えはわかっていたが
「もう家に帰った?」
とメールを送ってみた。ら。


案の定
「店舗」


って返事がきたんでアチシの心はゴフッとなった。
やっぱりひとりで働いておった……。


そしてなんとその日は閉店後にエアコンの清掃があるとかで、業者が入って翌朝の4時くらいまで作業するけぇ、店舗が閉まらん……つまりあの子がエンドレス働けるという状況が生まれていたということをアチシはこの瞬間まで失念しておった。

あの子……放っといたら4時まで働くんじゃねえのか……?

とアチシは本気でそう思った。


とりあえず、何だかんだの付き合いで、私なんぞの心配ではあの子は仕事をやめたりせんってのはわかっとるので、「私は君が気になって仕方ない」という感じのどうしようもない本心をメールして、どう転ぶか様子を見ることにした←


幸か不幸か、くるくる寿司が22時閉店なので22時には同僚に車で家まで送ってもらってました。

そしたら
その車の中であの子から着信が。

さすがにここで電話には出れねえ……ので華麗にスルーして「すぐにかけなおすけどいい?」とメールしました。

そしたら
「ずっと店舗おるけえ大丈夫」
と返ってきた。



ず っ と って……
orz


こいつマジで4時まで店におる気か……?


とアチシの中でますます疑惑が確信になっていく。








家に着いたらすぐにあの子に電話をかけた。
というかアチシはすでに店に向かって歩き出してました。←



あの子が泣いとったのを知っとる。
あの子が店に戻ったのを知っとる。
あの子がずっと働く気になっとるのを知っとる。
あの子が実はそこまでメンタル強くないのを知っとる。




全部わかっとって放っとくのは私には無理だった。

私が店に向かって歩くその行為の裏に、あの子と一緒におれるっていうヨコシマな感情がなかったとは言いませんが、とにかく私にはあの子がひとりで果てしなく働き続ける状況が耐えられんかった。



私が行ったところで何の意味もないってこともわかっとったが。
でも、行かねば、私の気が収まらんかった。

あの子に電話で「放っとけんのんよ!私が行っても意味ないけどもう店に向かって歩きょうるよ!」って言ったら



「男じゃね」
って笑われました。


なんでもいい。
あの子がひとりで働くなんておかしいだろ。


とにかく私は夜道を歩いた。




自分何しようるんじゃろ、って気持ちと、私は間違ってないって気持ちがぐちゃぐちゃになったまま店に着いたら、エアコン清掃の業者がおるけえ電気が煌々としとった。

裏口からコソーリ入ろうと思ったらカギがかかっとったので仕方なく業者の人に「入ってもいいですか」と声をかけた。

アチシの顔を店舗で見たことがあったらしく、アチシが従業員であることはわかってくれたようだが、激しく怪しまれて(当然である)、

「一応ついて行ってもよいですかね?」

と聞かれたので

「はい。事務所にもうひとりいると思うんですが作業してもいいんですか?」

って聞いたら

「作業はあんまりよくないんじゃないかと……事務所も誰もいないと思います」

的なことを業者が言うもんだから
オイオイオイオイ
と思いつつ、後ろに業者を引き連れて事務所の中をチラ見したらあの子はいました。


「……すみません。やっぱりいますね。日が変わるまでには帰るんでもう少しおらして下さい」


とアチシは頼み、業者はその場から去りました。


さあ、どうしよう。
とりあえず、事務所の中に入りました。



……というわけでなんか想像以上に長くなりそうなんでここで切ります。

もう少し続きます。

すみません。



話題:やっぱり、好きだ。

あのこばなし中編

あの子の話中編。
いっこ前の記事から読んだほうがなんとなくわかりやすいような気がするよ!
別に読まんでも問題ないが。



まぁこっからがアチシが話したかった本題なんですよ。



先日、うちの店では毎年恒例のボーリング大会が開かれたんです。

んで、今回なんと図らずも神のご厚意かなんなんか知らんが、私はあの子とおんなじレーンでゲームできることになり微妙にテンションが上がっとりました。


なんで微妙かっていうとあの子が異常にボーリングがプロいことを去年のボーリング大会での投げっぷりを見て知っとったんで、下手くそなアチシはなんとなく劣等感を抱いていたのであった。


……まあそんなことはマジでどうでもいい。とにかくアチシはいろんな意味ですげい楽しみにしとったんです。


だが、あの子はボーリングなんかしょうる暇があるんなら仕事する!とか言いそうじゃのう……ってちょっと思っとったらマジで言いやがりましたからNe!

本気か冗談かは謎でしたが、たぶん半分以上本気なんです。

まあ想定の範囲内です。


あの子が私と同じチームってこと知っとって言ったんかは今となってはわからんけど。
私はさらっと「それはだめよ」と言っときました。


……アチシが書きたいのはあの子の↑の発言に対する批判などではないよ。

↑の発言からもわかるように、あの子が仕事に対して異常な姿勢を見せることを今一度わかってほしくてね。



で、あの子のそんな気持ちを知った状態で、楽しみなような不安なような複雑な心境でボーリング大会当日を迎えた。


アチシはその日休みだったので、始まる一時間前くらいに職場に行ったんです。







そこで悲劇は起こっていた。










「あのこばなし前編」で書きましたが、うちの惣菜部は今いろいろ問題を抱えておる。
多くを説明はできんけど、その問題のひとつが店長の逆鱗に触れ、今からまさに玉転がしに興じようとする我々のはしゃぐ空気なんぞお構い無しに、惣菜部チーフ(コックさん)とあの子を座らせ事務所でこんこんと説教を始めたのであった……。




私はすぐに事務所を出た。
そして「あの子は今日ボーリング来ん」
と確信した。



正直店長の怒っとる原因にあの子はほぼ関わりがないのです。

だが私にはわかった。



あの子は責任感じてずっと仕事する気じゃ。


って私は思った。


さらに
追い討ちをかけるかのように事務所から逃げたアチシの耳に店長の話を聞きながら

あの子が泣きょった

とかいう情報が飛び込んでくる。


もう一回書くよ。
その件に関してあの子に責任はほぼないのだ。



でもきっとあの子は泣くんよ。
自分の不甲斐なさに泣くんよ。
自分の仕事に真剣じゃけえ泣くんよ。
いっつもは冷凍庫に隠れて泣くのに。


私は知っとる。





あの子の泣いとる姿を見てないぶんだけ、その泣けてくる気持ち、自分を情けなく思う気持ちがすげいよくわかった。


でも
第三者としては



なんであの子が泣かんにゃいかんのだ。




としか思えん。





ああ
だめじゃ





って思いました。



今日はあの子とボーリングしたかったのう。でも無理じゃ。
あの子は仕事をする。

って思いました。




あの子とボーリングできそうにない残念さとあの子が流す必要のない涙を思って私は気が気じゃなかった。


でも私は皆とボーリング場に行くしかなかった。


会場ついてからもモヤモヤがおさまらんで、アチシのあの子に対する気持ちなど一切知らんポーク(一年下の頼れる弟分)に「あの子がかわいそすぎる〜〜(´;Д;`)」と嘆いたら「だまれゴリラ」と罵倒しつつ(※私の一年下ですよ)も微妙になだめてくれた。


だがそろそろ始まる。コックさんはおったけどやっぱりあの子の姿はない。


アッー(;Д;`)


と思ったその時。






あの子がキターーー。

絶対仕事すると思ったのに。







さく「私はもう気が気じゃなかったYo!」

あの子「なんで?」

さく「君が泣きょったって聞いたけえ」


あの子「見た?」

さく「見てねえよ!見てねえから気が気じゃなかったんよ」


あの子「ここに来るまでも運転しながら泣きょったけえね笑。」



とケラケラ笑いながら私に言うあの子は明らかに空元気なんよ。
端から見たらたぶん拍子抜けするくらい元気だったろう。
皆あの子のことを気にしょったけどすぐに安心してボーリングが始まった。

だが私にはわかった。
私にはわかった(大事なことなので二回言わせてくれ




あの子はあの時も泣きたかった。


















ボーリングは楽しかったよ。
あの子と一緒だったし。
今まで出したことないスコア出たし。

その時のこともいろいろ書きたいけど(なんてったってミートさんも来てたからNe!←)本当の本題は後編に続くのであった。


すんません。
こんなに伸ばしても何かすげいことが起こるわけではない。
でも語りたい部分はここからの出来事です。
それにしても長くなりすぎて話題書きの部分までたどり着かんかったよテヘペロ


もう引き返しにくい部分まで書いたけえ最後まで語ろうと思うが、だんだん冷静になってきた←

とりあえず寝ます。おやすみ。

あのこばなし前編

あの子が帰ってきて1ヶ月。
私とあの子が仲良くなってちょうど1年。くらいになるんじゃなあー。
何回かあの子ネタを書こうかと思ったけど、打っとる途中でいっつも消してました。
だがしかし、

今回は

ちょっと久々に語ってもいいかね…。








あの子が帰ってくるってんで一時は(アチシのメンタルが)どうなるかと思っておりましたが、なんだかんだでいろんな気持ちを経験したアチシは悟りを得てあの子といい関係を保ちつつ仕事もできておる。



だが、問題はあった。
あの子がうちの店舗に帰ってきたのは、うちの惣菜部が今あんまりいい状況じゃないからで、そのしわ寄せが全て帰ってきたばっかのあの子にいっておるのだった。


この「あんまりいい状況じゃない」ってのを語り出したらこの話がすすまんくなるほど長くなりそうなんで割愛するが、とにかくヤバい状況だと思ってほしい。


そんな中でもともと仕事に対する姿勢が病的なまでに全力なあの子は、全部をほぼひとりでしょいこんで、なんでそんなに君が頑張らんにゃいかんのだって言っちまうくらいやっぱり全力で仕事に励んでおるのであった。



私はそんなあの子をほっとけんかった。


……なんかあの子の凄まじさがどう表現したら皆様に伝わるかわからんけど、あの子の心の中を少しでも知っとる人なら、絶対にあの子を放っとくなんてできんと思う。
……という感じのがんばり屋なんよ。
(伝わらねえ


私は自分にできるやり方であの子のメンタルを支えたいと思った。
そんで実際行動にうつした。

まぁ本音を聞いたりジュース買ってやったり一緒に帰ったり←



それが本当にあの子の支えになっとるんかはこの際どうでもいい。
ただの自己満足でいい。
あの子を気にしとるように見えて実際はただ私があの子と一緒におりたいだけなんよ、っていう自分の本心がよくわかる。
それはあの子にも言ったし、あの子も私の考えとることなんてたぶんわかっとる。


このわけのわからん関係に意味を見出そうとしても意味がないことももはやわかる。

お互いわかっとるんだが、今日まで結局途切れることなく続いとるこの関係が私は嬉しかった。


お互いいろいろ包み隠さず話すけど、私の開き直った二股みたいな気持ち(←)やら、上記の自己満足のお節介にもとれる行動をあの子がどう感じとるんかは、よくわからんかった。
私の独りよがりなんじゃろう、と思っとったし、それで構わんと思っとった。


何も産み出さん関係とわかっとるのになんでここまで執着するんか自分でもわからんけど、それでも何かしたいと思う自分をとめれんくて、あの子がどう思っとろうが、むしろ何とも思ってなくても、とりあえずウザがられてなけりゃいいか☆って思いながらあの子を見守っとる。





少なくとも、この職場の中では、私はあの子の一番の理解者であると自負しておるし、あの子も何考えとんかよくわからんけど良くも悪くも私に心を開いてくれとるのはたしか。



……とか言っとるけどこれが独りよがりでももはや構わん。
それくらいアチシは開き直っとった。


これってやはり浮気なんかね。
私はこれが浮わついた気持ちとは思えん。
むしろ全力じゃ。

なりふり構わん勢いで、アチシはあの子の生きざまに惚れこんどるんよ。



……てことを熱弁しつつ本題は後編につづくのであった。
なんのこっちゃな感じですんません。


私とあの子の関係って本当に何なんじゃろう。

まさかの展開

どうしよう。





今日知った。




7月にあの子がうちの店舗に帰ってくる……。



(・Д・`





そんな展開は本当に考えてなかった。




どうしよう。




私はもうあの子と同じ場所で働くことなんてないと思っていたというのに。
アッー


どうしよう。


どうもせんでいいけどどうしよう(テンパり



嬉しさよりも戸惑いしかない。
前の記事へ 次の記事へ