「つける」よりまず「落とす」が大切 著 者: 美健通信 美肌になるために、基礎化粧品選びに気を使うという人は多いです。 アンチエイジングならアスタキサンチンが配合されている化粧品、美白ならビタミンC誘導体を配合する化粧品というように、成分にこだわって選んでしまいます。 でも、ちょっと待って! せっかくの美肌成分も、きちんと汚れを落としてからでないと、お肌に浸透していきません。 せっかく高濃度の美容成分を配合した高価な基礎化粧品を購入しても、毛穴に皮脂や汚れがつまったままでは、効果は期待できないのです。 まず洗顔して、きっちり汚れを落としてからつけるようにしましょう。   洗顔は朝と夜の1日2回行います。 朝は寝ている間にたまった皮脂汚れ、夜は一日生活してたまった皮脂を落とします。 刺激や強すぎるものを使うと、かえってお肌を傷めてしまうので、なるべく低刺激で、優しく洗いあげる洗顔料を選びます。 洗顔料には次のようなものがあります。自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。 ★クリーム・液状タイプ 使いやすいですが洗浄力は弱いです。 保湿のために油分を含んでいるものが多いですが、その油を水となじみやすくするために合成の界面活性剤が使用されていて、これが皮膚に刺激を与えてしまいます。 ★パウダー・泡タイプ このタイプは商品によって洗浄力に差があり、実際に使ってみないことには判断が難しいです。 ★ミルクタイプ 全く泡立たない洗顔料です。洗浄力を抑えているので刺激に弱いアトピーの人にはおすすめです。 ★石鹸タイプ 固形せっけんは油分が少ないです。 クリームタイプなどの洗顔料が油分を30%程度含むのに対して、固形せっけんはわずか5%。 界面活性剤を使用することもなく、肌への刺激も少ないです。 美容成分を配合していない石鹸は、皮脂がすっかり落ちて洗顔後に肌が突っ張る感じがするので、美容液などで保湿するのを忘れずに。 次は洗顔方法です。 洗顔料選びに気を使っても、肝心の洗顔を適当にやってしまうと、効果が半減したり、逆にお肌を傷めてしまったりします。 洗顔は次の4ステップで行います。 @ぬるま湯で洗う 水に近いぬるま湯で顔を濡らします。これでかなりの汚れが落ちます。  A洗顔料を泡立てる 手の平や泡立てネットなどでしっかりと泡立てましょう。 よく泡立てると粒子が小さくなり、肌の奥まで浸透し、汚れをからめとりやすくなります。  B肌にのせてなじませる ゴシゴシ洗うのではありません! 強く洗うとかえってお肌を傷めてしまいます。指を伸ばし、手の平を使って、肌に乗せるようにつけていきます。 皮膚の強いTゾーン(額・鼻)→Uゾーン(頬・あご) →最後に肌の弱い目元・口元に泡を乗せていきます。 Cすすぐ 水に近いぬるま湯でしっかりすすぎます。生え際など、すすぎ残しがないようにしましょう。できれば20回くらいすすぎます。 すすぎの後は清潔なタオルで軽く抑えるようにして水分をとります。  @〜Cで一番手をかけたいのはCのすすぎです。すすぎ残しがあると、肌荒れの元になってしまうからです。 正しい洗顔、そのあとの基礎化粧品で、美肌を目指しましょう! ★☆★☆★☆ 美 健 通 信 ☆★☆★☆★ 〜役立つ美容・健康情報が盛りだくさん〜美健通信はこちら → bi-ken.info ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ アーティクルリソース:www.infomake.org