数日前から時々、テレビや新聞のニュースでとりあげられているので、ご存知の方もいらっしゃるかも…。
無人の土星探査機・カッシーニ。
カッシーニは20年前に打ち上げられ、以降ずっと、土星と、その輪っか、衛生の画像や情報を地球に送り続けていました。
搭載していた着陸機を衛星・タイタンに降ろすことに成功し、メタンの海、川を発見。
土星の北極上空にある、六角形の大気の渦を撮影。
土星と輪っかの間を何度もくぐり抜けて観測。
…等々、その軌跡は挙げだしたらきりがない、とにかくけなげに働いてきたカッシーニですが…。
いよいよ、15日。
土星の大気圏に突入。
直接、大気の成分分析を行い、そのデータを地球に送り続けながら、燃え尽きる予定です。
…。
…。
…。
うおーん!!
地球から遠く離れ、ひとりぼっちで働いてきたカッシーニ。
たくさんの発見と、地球外生命体の存在の可能性という夢をくれたカッシーニ。
最期は、その身を投じて、任務を終了するとは…。
ただの機械だけど!!
なんか、感情移入してまうやん!!
泣けるわ!!!
いつか人類が、もう少し進歩したら。
カッシーニを回収して(燃え尽きていても、何か部品のひとつでも)地球に帰してあげれたら。
夜空を見上げながら、ちょっと空想してみました。
人間の、なんとちいさなことか。