観てきた!ワカンダフォーエバー!
見た後はそう言いたくなるね〜。
ん〜…大まかに言ってしまえば、先代王の跡目争いと言うか、伝統を守り続けるか、それとも世界に開かれた国を目指すのかの葛藤を描いた作品...ですかね?出ている俳優さんのほとんどがアフリカン系の方々と言うのも珍しいヒーロー物ですし、BGMもブラックミュージックとか民族音楽で聞いてて心地良いです。
あと女優陣がスゴい良い。みんな魅力的ですねぇ...。国王直属の親衛隊が女戦士部隊で、そのリーダーのオコエがまた強い!民族衣装のようなデザインのコスチュームで槍を自在に操り次々と薙ぎ倒していくのは気持ち良いくらい。
ブラックパンサーの妹のシュリは国一番の科学者でもあるけど、凄くオチャメと言うか...きっと見た人は好きになるキャラです。頭が良くて可愛くて、それでいて兄を信頼してるから故の軽口を叩いて閉口させる...。ある意味オタクが好きな妹キャラ(笑)
一応MCUシリーズの映画ですけど、これ単独でも楽しめますよ〜。多分ワカンダの表現って最初は面食らうと思いますけど(アフリカにいきなり超文明先進国ですから)それ故に国をどうするかと言うヒーローであり、国王であるブラックパンサーならではの悩みもしっかり描かれております。
これまで幾つものマーベル映画を観てきましたがティ・チャラ国王は一番真面目に正義を貫き頼りがいがある主人公に思えました。
団結力も強い数多くの部下や仲間が信頼し共に戦ってるのがとても心地良かったです。
あんなにも強い仲間が多いと国王の人柄が伺えますね。
魂の世界での父との会話が凄く切なかったです。
キルモンガーは結果としてヴィランに成らざるを得なかったって感じでしたもんね...。歴代国王が魂の安息の場所で加護を受けてるのに、キルモンガーの父親の魂は、今もあのアパートの一室にいるってのが...。
ティ・チャラは多分分かってたと思いますよ。だからこそ最後にキルモンガーに祖国の夕日を見せたんだと思います。