■彷徨い雀士のブログ
将棋が熱い
4月14日 20:15
基本的には麻雀を中心書くブログなのですが、今回も将棋の話。
今、自分の中では将棋は非常に熱いです。
前NHK将棋トーナメントは決勝でまたも昨年に続き羽生VS渡辺が実現し見事渡辺の優勝。羽生の24連勝4連覇を阻止した格好となりました。
渡辺は絶好調。これまで連覇していた竜王に加え前期に王将と棋王を奪取し、いきなり三冠になりました。驚異的な強さです。
そして、将棋界の王者・羽生も相変わらず三冠保持で、現在、名人戦対戦中。
名人戦は森内名人が先手でいきなりブレークポイントを取り、早くも名人防衛の空気が漂っていますが、まだまだ1勝しただけなので、どうなるのか分かりません。
もし森内失冠となれば、羽生四冠の誕生で、羽生と渡辺二人で七冠制覇となってしまいます。あまり記憶にありません。
長年のライバル同士で戦う名人戦に、将棋界の二大棋士の戦いは、非常に将棋界を熱くしています。
また、それに勝る劣らぬ将棋界の注目は、将棋電脳戦。
プロ棋士とコンピュータとの将棋対決なんですが、プロ圧勝の(自分の)予想を覆し、コンピューター優勢となっています。
第1局 3月23日 阿部光瑠四段VS習甦
第2局 3月30日 佐藤慎一四段VSPonanza
第3局 4月06日 船江恒平五段VSツツカナ
第4局 4月13日 塚田泰明九段VSPuellaα
第5局 4月20日 三浦弘行八段VSGPS将棋
第1局は 阿部光瑠四段勝利も、第2局はPonanza勝利、第3局もツツカナ勝利、と現役バリバリのプロ棋士が押されています。
そして先日、第4局塚田泰明九段VSPuellaαの対戦が行われましたが、引き分けとなりました。
これで通算、人間側の1勝2敗1分となりました。次の三浦八段が勝って引き分けということで、プロ棋士側、人間側の勝ちがなくなってしまいました。
これは衝撃ですね。いつかこういう日が来るかなと思いましたが、こんなに早いとは思いませんでした。コンピュータが序盤で押し切られると予想していたんですが…。この結果は衝撃です。
まあ来週に行われるA級棋士三浦八段の結果によるところもあるでしょうが、遅かれ早かれタイトルホルダーが出る流れになりそうです。羽生・渡辺・森内、が出てくると相当盛り上がりますね。
三浦八段が勝てば、A級とB級1組のトップ棋士軍団との勝負を挟んだ後に、タイトルホルダーとなるかもしれませんけど、個人的にはもういきなり羽生さんでいいかなって・・・。三浦八段が負けた場合は問答無用で羽生もしくは渡辺の最強棋士との決着が見てみたい。
実力的に渡辺三冠で問題ないのでしょうが、プロ棋士の代表としてここは羽生さんしか駄目だと思います。
どうなるのか、来週の三浦八段戦。将棋ファンとしては、なんとか勝利して引き分けに持ち込んでもらいたいですけど。。。
米長邦雄永世棋聖曰く、これからはコンピュータが人間を引き離すというよりも、進化しすぎたコンピュータを人間が研究して、コンピュータに勝ちに行くということになり、逆に人間が優位になっていくという流れになるのではないかと、言っていました。
つまり、羽生が指そうが四段が指そうがあまり関係なく、コンピュータをいかに研究しているのかが重要なのだそうです。
いかに研究をするのかというのが大きいということは羽生三冠もインタビューで重要な要素として挙げていたので、この点はほぼ間違いなさそうです。
となれば、コンピュータを相当研究し準備した、羽生、渡辺との対戦がファンとしては見てみたい!
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