彷徨い雀士のブログ

第十九回麻雀大会 反省会-5 9月17日 22:05

東二局
北家
ドラ6(表示牌5)

(点数状況)
・東家:25000
・南家:25000
・西家:33000
・北家:17000

(配牌)
六八八47@BCDE西北北

1巡目
六八八47@BCDE西北北 ツモF
⇒西切り

※この西が東家にポンされる

2巡目
六八八47@BCDEF北北 ツモ九
⇒@切り

 @切りは自然な一打ではありますが、筒子は伸ばしやすい形でまたナキ一通も見えるので索子のどちらかの孤立牌を落とした方が良さそうな感じもします。
 ツモ切りは悪手なので選択肢に入れてはいけないと思います。


3巡目
六八八九47BCDEF北北 ツモ二
⇒九切り

 この場面は検討会でちょっと検討したところです。
 「六八八九」という塊と「二」という孤立牌とではどちらの方を残すのが効率的に良いのか、ということです。
 個人的な意見ですがこれは塊を残した方が良いと思います。検討会でもそんな意見を出した記憶ありますが孤立牌というのは想像以上に効率が悪いのでその原則に従うなら近隣牌がある牌を残すべきかなという感じです。
 ただ北で1面子(明刻含む)、ピンズで2面子、と考えると萬子で1面子あれば十分なので孤立牌に何かをくっつけるという考えは至極自然な考えなので九萬切りはそれほど不自然な手ではないとは思います。

 具体例で考えると(北は明刻として・・・)

(二切り後の展開)
六八八八九BCDEF北北北
五六八八九BCDEF北北北
六七八八九BCDEF北北北
六八八九九BCDEF北北北
(九切り後の展開)
一二六八八BCDEF北北北
二四六八八BCDEF北北北
二三六八八BCDEF北北北

 上の方が余剰牌が少なく良形であるように思います。あくまで印象としてですが近隣牌がある牌を残す方が効率が良く見えます。
 ここは原則どおり孤立牌から切る方が効率が良いと思います。

 じゃあ孤立牌が三萬だったらどうか?二萬と三萬では大違いですがやはり九萬切りは効率的に最善では無いように思います。同じく孤立牌の4索・7索との比較になるでしょう。直感としては三萬ツモのときでもツモ切りかなと思います。


4巡目
二六八八47BCDEF北北 ツモ5
⇒二切り

5巡目
二六八八47BCDEF北北 ツモ5
⇒二切り

6巡目
六八八457BCDEF北北 ツモE
⇒7切り

7巡目
六八八457BCDEF北北 ツモ六
⇒E切り

8巡目
六八八457BCDEF北北 ツモ発
⇒ツモ切り

9巡目
六八八457BCDEF北北 ツモ2
⇒ツモ切り

10巡目
六八八457BCDEF北北 ツモ三
⇒ツモ切り

※この三萬が東家にポンされる

※捨て牌
(東家)
発H東@六白南一一
(南家)
北FC五C東二一DH
(西家)
白一八二九四B七9五
(北家)
(西)@九二7E発2(三)

※ナキ状況
(東家)
三三三ポン
(南家)
西西西ポン
(西家)
副露なし
(北家)
副露なし



11巡目
六八八457BCDEF北北 ツモ四
⇒北切り

 クイタンに移行できる手にするため北切り。
 親をはじめ他家に放銃しないという打ち方でもあるので最善だと思います。
 その後下家が立直をかけて一発ツモで終局。





 今回は初めて?でしょうか。自分以外の参加者の牌譜を使うさせていただきました。もちろん許可は取ってます^^(ご協力ありがとうございます)
 検討会で意見が出てちょっと意見が分かれたところなので反省会で取り上げさせていただきました。

 3巡目の孤立牌の扱いに関する牌効率がメインなのですが、みなさんならどういう切り方をするのか、また意見があれば出していただければ嬉しく思います。



コメント(2)

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