彷徨い雀士のブログ

『上手さ』と『強さ』D 7月20日 22:23

 もうちょっと現実的な事例を挙げると・・・

三四五六七八BCD

 こういう手牌。ドラは無視(字牌など)。序盤の4順目くらい。
 普通なら切りで問題ないはず。リーチですね。リーチしないという人もいるかもしれませんが、いずれにせよ切りで問題ないはずです。

 しかし、切りでリーチをしてを一発ツモした。しかも、親がチートイの2待ちでダマテンしていたとします。
 これもアガってから「強いなぁ・・・」となる極端な打ち方ですね。



 これも非現実的・極端なので、さらに現実的な事例を挙げると・・・


一二三四五六BCD北

 場には5が3枚でている状況


 こういう手牌。普通なら北を切ってとりあえずリーチは宣言するべきではありません。しかし、そういう場合であっても、北を切っての残り1枚しかないを一発ツモした。

 こういう場合は「強い!!」となりますね。


 自分以外の三人が口を揃えて「強いっ!!!」と言いますよ 笑。



 折角なので、もっと例を挙げてみます。



 親がリーチしている状況。ドラは、点数は全員が減点付近で南場1局とします。

 親の捨牌は・・・
白東三D

 自分の手牌は・・・
一二三五六七BDF


 さてあなたならどうしますか?。


 普通なら切りあたりですか?。親のリーチにカンチャンで勝負できる手牌でないので当然です。
 これが「上手い打ち方」

 Bを切ってEを一発ツモ、あるいは、Fを切ってCを一発ツモ。
 これが「強い打ち方」

 Bを切って親に一発放銃、あるいは、Fを切って親に一発放銃。
 これが「下手な打ち方」

 一般的に言われている「強い」「弱い」「下手」「上手」の使い方はこんなところではないでしょうか?。

 「弱い」というのは、三面待ちでダブリーしたのに、結局、ツモれずロンできず、流局しちゃった場合などに使うと思います。「三面待ちダブリーであがれないなんて、お前引きが弱いなぁ」という具合で使われますね。


 これが、世間一般で言われている「強い」の正体なのではないでしょうか。

 つまり・・・



(つづく)





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