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和谷・姫野によるよろずな活動ブログ。 現在はTW2,3オリキャラ小説・オリジナル小説あたりで活動中。
ある日。
マスカレイドを倒したら、私のデモンが疼いた。
『………!!』
私のデモンが、倒したはずのマスカレイドを食べ始めた。
「…何が、起きたんでしょう……」
ソーンとなったマスカレイドを食し終えたあと、満足そうに私の中へと戻っていった。
「ということがあったのです」
私はそういって、紅茶をすすった。
「ふーんそうなんだ」
そういって、クーンさんはクッキーをかじる。
「なんか最近、ソーンイーター?が、ラッドシティに来たらしいよ。その影響かもねー」
やっぱり彼もそう考えたらしい。
いつも一緒にいたデモンが変わってしまったのはちょっと切ないけど。
「守る力が強くなったってことですよね……」
「そういうことでしょ。いいんじゃない?どうせソーンの強いとこにしか行かないわけだし」
アクエリオに戻れないのはちょっと悲しいけども。
元々戻る場所なんてなくした私からすれば、やっぱり強くなっただけかもしれない。
「ダインハルトさん、優勝しましたね」
ある昼下がり、クーンが昼寝をしていると声をかけられて、目を覚ました
「クーンさん、これからギガンティアに行きませんか?」
その声の主はアオで、なにやら笑顔になっていた。
「んー?いいけど、いきなりどうして?」
クーンは重たい体を起こしながら、アオの質問に答えた。
「先週魔道書を見つけたので、ぜひ使ってみたいなと」
そう言い、見つけたばかりにしては古ぼけている魔導書を見せつけた。
それを見たクーンは感心しながら、
「へー、これがそうなのか。んじゃ、早速行こうか」
元気よくギガンティアへと歩き出し、それにアオも答える。
「はい。…まだ、アビリティは使えないですけど」
「……へ?」
クーンの動きが止まり…アオの方をゆっくりと向いた。
「まだ、アビリティは使えないの?」
そして、確認するようにゆっくりと聞いた。
「はい、あと2日程は使えませんね。デモニスタのアビリティ以外は」
「……今日行く必要性はあるの?」
「…レベルの高い魔道書を探す目的で」
それまでやる気を出してたクーンは翻って、元の場所に戻り、昼寝を再開した。
「他のカンスト組と行っておいでー」
「やっぱりだめですか」
そうして、アオは諦めました。
世界は甘いもので満たされている。
どうも、最近は謎のテンションです。姫野でず。