はい後半←

んで、品出しがやっぱり七時には終わってしまって、野菜とか出し始めたSさんと、裏方の仕事やり始めたT君傍目に裏で煙草吸ったりして。いつの間にか終わった仕事。休憩室にて四人で駄弁るという、店長とか朝の方からしたらなんだこいつらだよね←

二十三日にミヤさん家でパーティー?するんだけど、それで夜さんの嫌いな食べ物リストを作ることになったのさ、んで紙に書き出してたんだけど、途中でT君悪のりしだしたんだね。野菜とかが並ぶ中にさ、蛇とか蛙とかサソリとか書き出してさ、ちょい、ミヤさんに送るんだぞそれって。
んで、一応書き終わってさ、そしたらそれについて議論が始まったんだね。

『餅キライ』
『え?』
『あ、でも白玉は好きですよ』
『は?』

『大根キライです、でもみそ汁に入ってる細い短冊切りのやつは好き!』
『はあ?』

みたいな。ちなみにはあ?とか言ってるのSさんな。その他にも色々と言ってたら最終的に夜さんは頭おかしい、みたいになって、なんでだよ!って。
途中途中、何となく察したらしいT君がこういうことですよとか弁明してくれたりしたけど、なんか弄られ方がカオスだった件について。好き嫌いの好き嫌いが多いんだよ、悪いか畜生ってね。


んで解散、まいさん見送って、何か三人でゲーセン行く話になった。夜さんが行こうかなって言ったら、何かSさんとT君もついてくる形でね。
ゲーセン行く途中でさ、何て言う名前なのか分かんないけどのぼり立てるやつあるじゃん、水入ってるやつ。あれの上にT君がとんって乗ったんだね、そしたらばきって割れたんだね←
それ見てSさん爆笑、夜さんもクスクス笑っちゃって、T君あー……って。何となく水入れに片足突っ込んだ子猫思い出して可愛くて悶えた内心、それは後日話してしまったけれども←
んで、そのまま着いたゲーセン、久しぶりで楽しかったんだけど、二回くらいやってふと振り返ったらベンチでだらけてる野郎二人、何だよ、なんか申し訳なくていきましょうかって。Sさんが楽しかった?って聞いてきたからはいって笑ったら笑われた。本当によく笑う人。
それで、T店引き返しがてら寄ったパン屋さん。ポンデケージョを何個かトレーに取ってたらT君がえーみたいな顔して見てた。あとは菓子パンとか、グラタンロールとか買ったかな。Sさんにそれ玉ねぎ入ってるよ?って言われたけどこれくらい大丈夫ですーって、最悪排除するしっていってまた笑われると←

それでT店着いて解散、何かもう送ってもらうの当たり前になってる。T君見送って、Sさんの車に乗るんだね。
んで毎度毎度マンションの下でする雑談、Sさんにさ、俺とTへの扱いに差が無いですよねって言われてしまった。
休みが被ってるんだからどこか誘って行ってきなよとか、俺と距離おきますか、とか。

そうなんだよな、いつまでも淋しいって、Sさん困らせてちゃいけないんだよな。
だから、少しずつ距離を置くことにしたんだ。今まで通り懐くのは変わらないけど、少しでもT君に近づきたいからね。距離を開ける。

どうして、こんなに大好きなのに恋愛感情じゃないんだろうねSさん。
本当に沢山沢山、有難うなんだよね、大好きなヒトなんだよね。

もうすぐ年も終わってしまうから溜まってしまっている日記を片付ける。
変わっていく環境に、時折凄く胸が苦しくなることがある、仕方ないことなんだろうけどな。

触れ合いの減ったSさん、触れ合いの増えたT君、欲張っちゃいけないの、分かっているつもり。

どうして好きになってしまったのかなあ。