亮さんの連絡を無視していた。
11日に会った後に無視して、12日の深夜に亮さんから
「うさみみ?」と連絡が入っていたけれどそれも無視していた。

辛くて距離を置きたかった。この関係をよく考えたかった。
私を傷つけいている亮さんに腹が立っていた。
私の態度に亮さんがどう感じているか知りたかった。
理由はいろいろ。

でも、連絡を無視している間、私もやっぱり落ち込んでいて、
いつもの元気は半減。
仕事中に理不尽なことが起きても、普段は我慢できるのに少しイライラする。

13日お昼までの仕事を終わらせて、亮さんへ「亮さんのばか」と送信。
「夜連絡するね」と返事。
宣言通り夜10時頃に着信。電話に出ると、「今から行くね」と。
突然夜にうちに来るのは初めてだった。
嬉しかった。

30分後、私の家に来た亮さん。
私から返事がこなくて「寂しかった」と、
「どうしても顔が見たくて、突然来ちゃった。ごめんね」と。
私の態度に亮さんは落ち込んでいたみたい。

一緒にいて亮さんの愛情を痛いほど感じる。
私が離れていきそうで、心配だったんだね、辛かったんだね。ごめんね。

会って、一通り喋って、キスして、愛撫されて、押し倒されて、挿入される。
お互いにキスマークをつけて、お互いの気持ちを確かめあう
裸で抱き合って、触れ合って、名前を呼び合って、見つめあう
頭の中は亮さんのことでいっぱいになる。愛おしくてたまらなくなる。

結局、亮さんは終電逃して私の家に泊まって、
早朝2回目のセックスをして、始発で帰っていった。
月曜か火曜にまた会う予定。