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デュラララ!!〜十二国記パロ〜

設定は読んでなくても大丈夫です。
パロが嫌いな人は読まないほうがいいかも。パロになってるかは不明ですが。

それでもいいぜ!という人は↓へどうぞ。





























宿屋を出てから数時間後。
臨也は龍国のはずれにある、小さな村に着いた。
小さいといっても、今の龍国の状態からいえば、人の数は多いのだが。
それでも景色がそうさせるのか、小さく感じる…そんな村であった。


宿屋を出たのは朝早く。今は、昼時であった。
自分の本来の姿に転変して走ればあっという間だったのだが、自分の趣味の一つである人間の観察もしたかったのでわざわざ歩いてここまで来たのだ。

まったくもって暇な人間であった。


「はは、残念。俺は麒麟だから人間じゃあないね」


ナレーションに突っ込まないでください。





さて、村に着いた臨也ですが。
この村の人間を観察してみたいとも思いましたが、静雄がこんな村に一体何の用事があるのか気になったので、静雄を見つけるのを優先しました。


「さーてと。どこにいるかな〜」


自分自身の使令がどこにいるかは、気を辿ることができるのですぐに見つけられる。
が、あまり近い距離で気を辿ると向こうにもこちらの気を察知されてしまうので、ここからは自分の目で探すしかない。


が、臨也はあることに気がついた。



(妖魔がいるな……)



それは、本当に微かな気配だった。恐らく臨也でなければ気がつかなかったであろうその気配。
ただの妖魔、つまり小物であるなら問題はない……こともないのだが、臨也からすればどうでもいいこと。
しかしこの気配は……


(かなり大きいなぁ……めんどくさいな)


ここですたこらと逃げ出してもいいのだが……


(それは……したらいけないような気がするんだよねぇ)


道徳の問題ではない。
臨也にそんなものを望むのは無駄である。
麒麟が持ち合わせる慈悲の心など、異端児といわれた麒麟の臨也にはかけらもない。

だが、そんな自分のなにかがここでその妖魔を無視することを善しとしない。
どうにかしたほうが良い、という。



その理由は後に判明するが、それはまた別の話である。



とにかく、ここは己の本能に従おうと思った臨也であった。
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夏休みの始まり

「お、重い………」


僕は今、非常に困っていた。

明日から夏休みということで荷物の持ち帰りをしているのだが。
毎日コツコツ持って帰ればよかったのだ。
が、実は夏休みの始まる一週間前を僕は風邪をこじらせてずっと休んでいたのだ。
おかげで、今日一日で全教科の教科書類を持って帰るはめになってしまったのだ。
唯一の救いといえば、置き勉をあまりしていなかったことなのだが、荷物が重いことに変わりはなかった。


「はぁ……」


こんな時、颯爽と現れ自分を助けてくれるような人がいればいいのだが。


(臨也さん……はダメだな)


後で何を要求されるかわかったもんじゃない。
そんなわけで結局自分で重い荷物を運んでいた帝人だった。







しばらくすると、どこか近くからか騒ぎの音が聞こえてきた。


(あ、自販機だ……静雄さんがまた暴れてるのかな?)


ここで帝人が思ったことは、2つ。
1つは上の通り。
もう1つは、面倒臭いであった。
なぜならその騒ぎは、どうも自分の進行方向からするのだ。
このまま行けば、騒ぎの元と遭遇してしまう。
今の自分に人の相手をするほどの体力は残っていない。しかし、回り道する体力も残っていない。


(どうしよう……)


悩んでいたら運の悪いことに、騒ぎの元凶が向こうからこっちにやってきました。

一人は静雄。
もう一人は−−−−−


「うわぁ…臨也さんだ」


情報屋こと臨也であった。

静雄一人の相手ならできたかもしれない。


(むしろ、荷物持ちを頼んじゃってたかも。静雄さんって、結構優しい所があるし)


が、臨也がいるなら話しは別だ。

と、臨也の方は帝人に気づいたようで、こちらに話し掛けてきた。


「やっほーみ・か・ど・くん♪」
「待ちやがれっ……て、帝人じゃねえか」
「あー…えっと、こんにちは」


どうせなら素通りしてくれたらよかったのに、と思うがそれは恐らく起き得ないことだと自分は知っている。
それがとても悔しい。いや、悲しい、なのだろうか。


「ねぇねぇ帝人くん。今日から夏休みだよね?」
「いいえ。違います」
「いやいや、その荷物見ればわかるよ。中、教科書だよね?大変だねぇ〜夏休み前一週間を風邪で休むと」
「なんで風邪ひいたの知ってるんですか…」
「愛の力♪」
「帝人、お前風邪ひいて休んでたのか?」
「え?あ、はい。ちょっとこじらせちゃって」
「そうか。……気をつけろよ」


静雄さんはそう言うと、僕の頭をガシガシと、少し乱暴に撫でてくれた。
なんだか嬉しくなって、思わず顔が緩む。


「ちょっと、二人の世界に入らないでくれない?」
「あれ、臨也さん。まだいたんですか」
「酷いなぁ。でも君のそんな所も愛してる☆」


人をこんなにウザいと、僕の人生の中で今まで思ったことがあっただろうか。


「ところで静雄さん」


臨也さんの相手が面倒臭くなってきたので僕は静雄さんに話しかける。


「ん?なんだ」
「えっと、そのですね。できれば、でいいんですが」
「ああ、荷物なら持ってやるぞ」
「!いいんですか!?」
「ま、俺からしてみればそれ位どうって重さじゃねぇしな」
「ありがとうございます!!」


よかった、どうやら今日は無事に帰れそうだと考える帝人に、納得のいかない臨也が抗議の声をあげる。


「ちょっと、帝人くん。なーんで俺じゃなくてシズちゃんに頼むわけ?」
「えーと、臨也さんに頼んだら後で何要求されるかわからないので」
「あー確かに…って、俺がそんなこというわけないでしょ」


一回肯定しかけただろ!と突っ込みたかったが、ここはあえて我慢。そして、臨也がおとなしくなるであろう言葉をいう。


「それに、臨也さんみたいなカッコイイ人に荷物持ちさせるなんて、その申し訳ないじゃないですか」


これを、頬をすこし赤らめて、上目遣いで言う。
そして帝人の予想通り、ご機嫌になった臨也は夏休みに遊びに行くことを認める、という約束を取り付け帰っていった。



こうして、臨也を追い返すことに成功した帝人は、家に帰ることができました。
ただ、追い返すためとはいえ臨也を褒めたことが気に入らなかった静雄にも同じ約束を取り付けるはめになったのは、帝人には予想外のことでした。
が、同時に嬉しくも思いました。


もっとも、それが何故か帝人にはわかりませんでしたが。
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デュラララ!!〜十二国記パロ〜

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「あの……大丈夫…です、か?」



俺はその時、一目惚れというものは存在するのだということと、恋愛に性別は関係ないことを。

身をもって知った。















それは今から3ヶ月程前の話。
俺は、いつも通りムカツク臨也の野郎の側を離れ、ストレス発散をしていた。
他の妖魔をぶっ飛ばしてたんだよ。

本来なら自分のーームカツクがーー主でもある麒麟のもとを離れるなんてことは、あってはならない。が、それはあくまでも麒麟が汚れに弱く、自分では戦えないからだ。そんな己を守るために麒麟は妖魔と契約をし、使令にするのだ。
まぁ、麒麟の力が強くなければ使令にすることはできないんだが。
なのになぜあいつの使令である俺が離れているのかといえば。
第一は、俺があいつーーあの蚤虫野郎が死ぬほど大っっっ嫌いだからだ。ぶっ殺してやりたいほどに嫌いだ。
そして第二。こっちが重要なんだが、あの蚤虫は麒麟のくせに汚れに対して免疫があるんだな。んでもって力も強いときやがった。
あいつはどんだけ俺をムカつかせるんだと、それを知った時に思ったな。


まぁそういう訳で、だ。俺が蚤虫を守る必要はなく、蚤虫の野郎も、俺に守ってもらおうとは思っておらず。(俺を使令にしたのは面白そうだったかららしい)
なので俺は結構自由にしているってことだ。
それでも定期的に蚤虫の所に戻るのは、弟の幽も使令になっているからだ。もっとも、幽の場合は俺以上に自由にしており、妖魔の身でありながら俳優なんてもんをやっているから驚きだ。その幽に会うには、蚤虫のとこに行くのが手っ取り早い。だから仕方なく、俺は蚤虫の所に戻ってるって訳だ。






まぁ、そんなこんなでいつも通りに妖魔をぶっ飛ばしてたんだが、少し油断してたんだな。
一匹の妖魔に頭から噛み付かれたんだ。まぁ俺も妖魔だからな。人型になっていても体は頑丈な訳で。
すぐにその妖魔をぶっ飛ばした。が、本気で噛んでたんだろうな。(当たり前だが)さすがの俺も無傷というわけにはいかず、頭から血が流れてきていた。

俺からしてみれば、それは大した傷じゃなかった……はずだった。

あれだ、打ち所…じゃねぇな。噛み所っていえばいいのか?が悪かったらしく、血がとまらなかった。
結果、血が足りなくなって意識朦朧になってぶっ倒れたんだな。

俺がストレス発散をしていたのは龍国のとある村。龍国は国王がいなくなって日が長い。天災は続き、妖魔はウヨウヨしている。(だからここを選んだんだが)人は毎日を辛うじて生活している。なので、他人に気を使う余裕などはなく。俺は血まみれのまま、倒れていた。

(あー…視界が、霞んできやがった…な……)

ヤバイ、と思った。
今までも怪我…大怪我を負ったことはあった。が、一応は手当てをしていたのでここまで酷くはならなかった。


つーか妖魔でも失血死ってあんだなぁ……
…こんな事を考えてる時点でアウトだよな……


そんな事を思いながら、意識を手放そうとした時、



「あの……大丈夫…です、か?」



声が、した。
いや、したというよりは話し掛けてきた、か?
回りには誰もいないので、俺に話し掛けているのだろう。


ーー血まみれの、いかにも怪しい人間に(正しくは妖魔だが)声をかけるとは変な奴だなーー


そう思いながら、重い瞼を何とか開き、声のしたほうを向く。

そしてーーーーーーー








俺は、この世に存在し始めてから初めて

一目惚れ、そして恋。

この二つのものを知った。










そしてこの瞬間が、俺と竜ヶ峰の出会いでもあった。
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横顔のれんしゅー



横顔のれんしゅーですね。
ナゼコウナッタ……
最初は臨也だけのはずだったのに……


文才も欲しいが画才も欲しい今日この頃DEATH( ̄▽ ̄;)
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