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ロリータ・スーサイド
2024-4-25 20:52
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2010-11-18 20:34
孤独を並べた景色の中で
冬の憂鬱を食べては吐いた
優しい腕で抱くのは
虚しさで出来たマネキンで
カラリと落ちた首を見て
貴方の残像が通り過ぎ
ただ涙を流しました
貴方が居ない窓辺に
雲も星も無ければ
空が無意味だと云う事
貴方が居ない寝室に
熱も息も無いのに
意味があるのですか?
優しさの構造を教えて下さい
愛しさの成分を教えて下さい
孤独の密度を教えて下さい
貴方の嘘を教えて下さい
私には解りかねます
全て答えが揃った時に
私は死にます
2010-11-11 06:40
死体体験サアビス
くだらない死の旋律と
愛し愛される夢の真実は
無形成のまま散る残酷の
裸足の足音に消される
苦痛を待てば
また矛盾を汚す
隠された卑屈を
まだ、信じているの?
ベランダの最上階に吊った
足の抜け殻を見つめては
不安感しか残らずに
今日も目を伏せて歩く
確かな欲望と
不確かな欲情は
抑制された血の海に
沈んでは浴室に跡を残す
「愚かな翌日の到来を拒むのは日課なのです。」
2010-11-4 00:01
無意味なイノセンス
焦燥の影が溢れかえって
居場所をなくした
罪なる母体と憂いの定めを
シャベルで掘り返した
ただ、静かなる夜明け
色濃く育っていく、
僕の刺々しい生命を
憎むしかなかった
いつかの日か彼女の、
目から滲んだ少しの温かさが
救ってくれると信じていた
時は遅かれ早かれ、
多くの死を咀嚼して
飲み込んでは償いを人間に
押し付けては眠る
平和という怠惰を、
認めず生きていく
一体、何が間違いだ?
平和という混乱が、
認められるならば
僕は今日も聖なる血を求めて
殺人を犯す
2010-11-2 17:39
白濁
夢の味が薄れていく
歩いても繋がらぬ景色
ふと貴方が寒さを憎んだ
私たち二人には
声も無く
声も上げず
ただ罪の粉が降り続ける
「じっとりとするのが
余計に色を濃くする。」
貴方は全てを批判し
世界には色だけしか
存在しないと宣う
生きるために
過去という幻想を
困惑的に受け止めて
死ぬために
現在という欲望を
退廃的に受け止めて
罪人色の予定調和を
今日も神様から
全身に染み込ませる
2010-10-31 23:30
あたしのうた
痛み・熱情・褪せる絵画
一つの輪の中で
生まれ、消える、淡い秋
苦しい程走る君に
ポスタアの俳優が笑う
歪んだ絶望を練って
化粧をする女たちは
仕上げに面をつけて
何処へと行くのだろう、
こんな広い世界は
いつも
いつも
無意味を生み出す
今日も狂気に共鳴して
あなたの腕にもたれる
いつか血を分けたいと、
切に願って
今日も眠る
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プロフィール
性 別
女性
誕生日
10月4日
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アバウト
I am a melancholic murder.
リンク集
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詩極