とりあえず浮かんだネタを書いてみました。
短いです。
駄文ですがそれでもおkな方は追記をぽちり、とお願いします。
帝→臨にみえる臨帝。
一応二人は付き合ってます。
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くちゅっ
唾液が交ざり合う音が静かな部屋に響き渡る。
だがそれは一瞬で終わりを告げて、ゆっくりと離れた唇からは名残惜しそうに唾液が微かに糸を引いてソファーに消えていった。
「…っは…はぁ…臨也さん、もう…終わり、ですか?」
上目遣いで遠回しにおねだりをしてみる。
が、それは無駄な抵抗で。
「ん、ほら帝人君、まだうまく息できないでしょ?あまり長くしてたら酸欠になっちゃうよ」
にやにやと何を考えてるかわからない笑顔をしながらやんわりと断られてしまった。
そのお詫びなのか、ふわりと優しく頭を撫でてくれる。
そうやって優しくしてくれるのは嬉しいのだけれど
(この優しさはやっぱり"僕"に対してではないんだろうな)
――彼は僕を竜ヶ峰帝人という"人間"が好きなだけで、決して"僕"自身を好きなわけではない。
だから付き合っていても臨也さんは必要以上に求めてこないし、すぐはぐらかしたりする。
(もっと恋人らしいことしたいのに)
優しく撫でられながらもそんなことを考えていると無意識に暗い顔になってしまってみたいで、臨也さんに大丈夫?、と顔を覗き込まれてしまった。
「だ、大丈夫です」
慌てて笑顔を作って臨也さんを見つめるとまた先程と同じくにやにや笑みを浮かべ、
「なら、よかった」
と言いながら遠ざかった。
(しまった。せっかくのチャンスだったのに。キスしてやればよかった…)
そんな後悔をしていると臨也さんがまた口を開く。
「もう、結構遅いね。補導されるといけないしそろそろ帰る?送ってくよ」
そういい終わるか終わらないかの間にソファーから立ち、いつものコートを手にしていた。
本当は泊まっていきたかったのだけれどそれを知ってか知らずかさっさと送る準備した臨也さんに何も言えず、しぶしぶ帰る準備をして、差し出された臨也さんの手を握り外に出た。
外は来た時以上に冷え込んでいて握っている手の暖かささえかき消していった――…。
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なんか帝人君が積極的というか健気というか。
何が言いたいのかよくわからなくなった…。
甘すぎず暗すぎずな感じのお話にしたかったけど文才なくて涙目。
リンク許可ありがとうございました!
これからも仲良くしていただけますと、光栄に存じます!
あと相互リンクは喜んでお受けいたします!
よろしくお願い致します!
とても素晴らしい小説でしたっ
絵もうまくて分も書けるだなんて…!
もはや神ですね!
じゃあ また次回!