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君が見たというその東向の空を見ようと手を[伸]ばす


スイッチを押して、
パソコンに向かい、
マウスに手を添え、
いつもの作業につく。

あくまで機械的に、
それがあたかも当たり前かのように…


部屋に響くのはパソコンの起動音とクリックの「カチッ、カチッ」という単純な音。
いつものように一人で情事、一息ついて、ただ宙に向かって思う。


「いっそ壊れればいい。」


変化が怖い。
現状が怖い。
今と未来が、とてつもなく怖い。

唯一の救いは、現実逃避の先に
見えた優しい過去だけだった。

フィクションの塊。




机に向かい直して、ペンを握る。



「怖くない…怖くない、怖くない、怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない」


単純に、機械的に。
何度でも思考を駆け巡る。


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