病ん病んyummy!
ようやく未練の結論が出ました。

私、結婚したかったのです。アモさんと。

こんなことを言った矢先に矛盾を生じさせてしまいますが、私には結婚願望がありません。
独身を貫く人生の方が気楽で良いと思っていたし、本来なら結婚を勧める両親でさえ「お前は結婚をしなくて良い」「お前が結婚したり子育てしたりするヴィジョンが見えない」と言っていました。

だからこそ恋人は不要で、仮に恋人がいたときでさえ私の生活は何一つ変わりませんでした。

私にとって、恋人は食欲と物欲を満たす存在。
私の気分次第、都合次第で、私が会いたいときに会ってくれればそれで良い。

相手の要求や命令に従うなんて嫌。
相手に主導権を奪われるなんて嫌。

束縛や暴力に晒されて、人間関係や行動、睡眠時間をも制限される生活を強いられたり、相手の顔色を窺って神経を擦り減らしたり、その一挙手一投足に恐怖したり、心身ともに不調を来したり、何もかもを諦観して感情を失くしたり、所有物にされていることを認めたりなんてしたくない。

私が誰かを好きになることなんてない。
私が誰かの為に努力や我慢することもない。

そんな恋愛観、結婚観、人生観をひっくり返し、毎日でも会いたいと思えたのも、何時間でも話を聞いていたいと思えたのも、一秒でも長く一緒にいたいと思えたのも、綺麗になる努力や嫌われない我慢をしようと思えたのも、叶うことならこの人の子どもが欲しいと思えたのも、唯一アモさんだけでした。

家族になりたいと思えたひとだったから、別れには家族を失ったときと同等の悲しみが伴い、その痛みは一向に癒えやしないわけで。

然れど、彼にとっての“完全な過去”を掘り返そうとは思わないから。
そんな図々しさや厚かましさは、彼によりいっそう嫌われてしまう恐怖の前に潰えるから。
だから、この想いはひたすら押し殺して、一刻も早く忘れた方が私の為になると理解はしているのです。

故に、新しい記憶で上書きしようとしてみたけれど、彼を過去にしようとしてみたけれど、やはりというべきか、頑なにこれを拒絶する私がいて。

長年に亘って私を好きだと、大事にするという方がおり、ようやくその方のアプローチに応じてみたものの、以前にも増して恋愛や結婚に対して希望や期待を抱かない冷めた私がいて。
以前は愛想笑いを浮かべ、軽口を叩きながら受け流せていた甘言や接触への嫌悪感が甚だしく、途轍もなく不快で、それはもう吐き気を催す程で。

嗚呼、
やっぱりアモさんが良いな、なんて。

もう無理なのにね。馬鹿な女。

ではでは。
未だ泣き喚くAkashiでした(^O^)/