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貴女の価値はお幾ら?

病ん病んyummy!
泣きっ面に蜂の如く病みに闇を連続投下。

「お前は笑わない方が綺麗だ」

これまで何人に、そう言われたのでしょう。
彼等は私が感情を表出させることより、私が言葉を発することより、ただ黙って、澄ました顔で座っている方が良いと言いました。人形のようにしている方が良いと言ったのです。

女は非力です。
私は無力です。

抵抗が無意味と感じざるを得ないことも裏目に出ることも少なくなく、ベッドに押し倒されたかと思えば顔面を舐めるようなキスをされることも、強引に挿れられた指に引っ掻かれて出血することも、突き飛ばされた身体が壁に打ち付けられることも、腕に手形が付くほど力尽くで引き摺られることも、無様に踏み付けられることも、息苦しくなるほど羽交い締めにされることも、身勝手な欲求を満たすために首を絞められることも、足の指まで舐められることも、咽喉の奥に男性器を突き立てられることも、避妊せずに挿入されることも、恐怖も、痛みも、絶望も、諦観も、その全ては、私が無力でさえなければ回避できたことでした。

しかし、残念ながら霊長類最強ではない私。
体育の実技がC評価だった私に、大の男が諦めるほど抗う体力も、況して投げ飛ばしたり蹴り飛ばしたりする筋力もあるはずはなく。

“そーゆー”経験をしたひとは少ないのでしょうが、“そーゆー”ときにヒトはどうなるか。

大声を出す?暴れる?
火事場の馬鹿力を発揮する?

当然、有り得る反応でしょう。
私の場合は、最初こそ抵抗したものの、その後は物凄く冷静に、物凄く客観的に、まるで他人事のように、壁や天井を眺めて時間が経つのを待つ。そんな反応でした。
そうすると不思議なもので、そこまで記憶に定着しないのです。要するに、あんまり覚えてない。

おかげさまで日常生活に支障を来すほどの精神疾患に苛まれず、何事もなかったかのように群集に紛れられる。

そうして、上手く生きてきたつもりでした。

男を蔑みながら、女を疎みながら、他人を値踏みして利用して使い捨てて、上手く生きてきたつもりでした。

そんな私が、この私が、つまらない男に引っかかってしまうなんて。
あまつさえ、その男を失った痛みを1年近く引きずっているなんて。

きっと、私は笑い過ぎたのです。

笑わない方が良かったのに、感情を露にしない方が良かったのに、客観的に俯瞰している方が良かったのに、心を外気に晒し過ぎたのです。
だからこそ深く傷付き、汚染され、未だに癒えることなく血を噴き出し続ける。

自業自得。

これは、商品価値しかない女が、存在価値を求めてしまった罰なのです。

自業自得。

悪いのは、私。
ぜんぶぜんぶ私の所為。

その昔、私の商品価値は最低取引価格で一晩50万円でした。実際に売買したことはないけれど、と或るお医者様は私にそう仰いました。
これとは別に、出勤後の私を1時間お店の外に連れ出したいと実際に10万円を支払った社長さんもいらっしゃいました。この時は黒服を伴って1時間、お店を中座することになりました。この社長さんは、私を一晩買えるなら言い値で構わないと仰っておりました。

しかし、今はもう古くなってしまった私です。
商品価値は日に日に低く、いずれは無価値になることでしょう。その前に何を血迷ったのか、何を高望みしたのか、自分自身の存在価値を求めてしまった愚かな私です。
見返りも無しに傍に置いてもらえるヒトにだけ与えられる存在価値を、何かしら差し出さなければ傍に置いてもらえない商品価値しかない私が求めてはいけなかったのです。

悔しいけれど、哀しいけれど、
人並みの幸せを望んではいけなかった。

わきまえていたはずなのに、貴方の傍らにいる幸福と安心感に自惚れてしまったのです。自分には存在価値があると錯覚してしまったのです。
本当に愚かしいことです。都合よく使い捨てられてから気が付くなんて、本当に思慮が浅い。

私は大馬鹿者です。
本当に、本当に本当に大馬鹿者です。

もう何も望みません。
決めました、何も欲しません。

ではでは。
人形に戻ろうと思うAkashiでした(^O^)/

叶わぬ夢と目覚めぬ夢

病ん病んyummy!
ようやく未練の結論が出ました。

私、結婚したかったのです。アモさんと。

こんなことを言った矢先に矛盾を生じさせてしまいますが、私には結婚願望がありません。
独身を貫く人生の方が気楽で良いと思っていたし、本来なら結婚を勧める両親でさえ「お前は結婚をしなくて良い」「お前が結婚したり子育てしたりするヴィジョンが見えない」と言っていました。

だからこそ恋人は不要で、仮に恋人がいたときでさえ私の生活は何一つ変わりませんでした。

私にとって、恋人は食欲と物欲を満たす存在。
私の気分次第、都合次第で、私が会いたいときに会ってくれればそれで良い。

相手の要求や命令に従うなんて嫌。
相手に主導権を奪われるなんて嫌。

束縛や暴力に晒されて、人間関係や行動、睡眠時間をも制限される生活を強いられたり、相手の顔色を窺って神経を擦り減らしたり、その一挙手一投足に恐怖したり、心身ともに不調を来したり、何もかもを諦観して感情を失くしたり、所有物にされていることを認めたりなんてしたくない。

私が誰かを好きになることなんてない。
私が誰かの為に努力や我慢することもない。

そんな恋愛観、結婚観、人生観をひっくり返し、毎日でも会いたいと思えたのも、何時間でも話を聞いていたいと思えたのも、一秒でも長く一緒にいたいと思えたのも、綺麗になる努力や嫌われない我慢をしようと思えたのも、叶うことならこの人の子どもが欲しいと思えたのも、唯一アモさんだけでした。

家族になりたいと思えたひとだったから、別れには家族を失ったときと同等の悲しみが伴い、その痛みは一向に癒えやしないわけで。

然れど、彼にとっての“完全な過去”を掘り返そうとは思わないから。
そんな図々しさや厚かましさは、彼によりいっそう嫌われてしまう恐怖の前に潰えるから。
だから、この想いはひたすら押し殺して、一刻も早く忘れた方が私の為になると理解はしているのです。

故に、新しい記憶で上書きしようとしてみたけれど、彼を過去にしようとしてみたけれど、やはりというべきか、頑なにこれを拒絶する私がいて。

長年に亘って私を好きだと、大事にするという方がおり、ようやくその方のアプローチに応じてみたものの、以前にも増して恋愛や結婚に対して希望や期待を抱かない冷めた私がいて。
以前は愛想笑いを浮かべ、軽口を叩きながら受け流せていた甘言や接触への嫌悪感が甚だしく、途轍もなく不快で、それはもう吐き気を催す程で。

嗚呼、
やっぱりアモさんが良いな、なんて。

もう無理なのにね。馬鹿な女。

ではでは。
未だ泣き喚くAkashiでした(^O^)/

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