お久しぶりです、二日も放置してすいませんでした;;
えっと、題名に書いてある通りに、ここのメンバー+α+βでやっているオリジナルの物語『フェアール・クリスタル』の小説を追記に載せまする。
よかったら感想とかくれると嬉しいな〜なんて;;
設定等は後で載せます^^
〜〜〜 本当の追記 〜〜〜
後で見て気付いたんですが、最初の一話で引く人って結構いるみたいですね;;
できればせめて二話まで見てほしい‥‥‥‥‥‥‥です!
ログイン |
私たちが自由気ままにつづる日記ー! というよりブログサイト!!
お久しぶりです、二日も放置してすいませんでした;;
えっと、題名に書いてある通りに、ここのメンバー+α+βでやっているオリジナルの物語『フェアール・クリスタル』の小説を追記に載せまする。
よかったら感想とかくれると嬉しいな〜なんて;;
設定等は後で載せます^^
〜〜〜 本当の追記 〜〜〜
後で見て気付いたんですが、最初の一話で引く人って結構いるみたいですね;;
できればせめて二話まで見てほしい‥‥‥‥‥‥‥です!
第一章 旅立ちの時
─── チチチッチチチッ、小鳥たちが喚く。朝だろうか?
彼は起きると、窓から空を覗く。空は今にでも雨が降りそうにどんより暗い、まるで今の彼の心境を表しているかのように。
「飯でも食うか。」
彼はそういうと、下にあるリビングへ向かった。
本当は狭い筈の部屋なのに、静寂がどこまでも続いているような錯覚を抱く。
家族はすでに出かけているのか、物が綺麗に片付けられており、寂しさを一層に引き立てている。
彼はそんなことは慣れたかのように、料理を作っていく。
学校が休みの日だとは言え、朝にはあまり食べられない。‥‥‥‥‥‥学校?
「いけね、制服着たまま寝ちまった。」
昨日もいろいろと大変だったからなぁと思いながら、先ほど作ったご飯を食べる。今日のメニューもいつもの通り、白米、味噌汁、目玉焼きという質素なものだ。毎日作っているため、味はなかなかだが‥‥‥‥‥‥
「目玉焼き‥‥‥‥何かけて食うかな‥‥‥‥‥」
いつもだとソースをかけて食べるのだが、さすがにずっと同じものを食べるのでは飽きる。
すぐには決められず、ソースと醤油を両手に持ったまま、近くにあった窓まで歩く。
──その時であった、突然彼の足もとによく分からないが、魔法陣のようなものが現れ、彼の周りを光で覆い隠してしまった。
「ぅわあっっ!何だよコレっっ!?」
彼が叫んだすぐ後には、その姿はどこかへ消えてしまっていた。
「───────〜〜っっ何なんだよ!」と彼は怒鳴った。‥‥‥食事の邪魔をされたのだから怒るのも当然だが。
怒りながらも辺りを見渡してみる。さっきとは様子が違う。‥‥‥‥というより、
「ここどこだ―!!」
───そう、彼がいたのは家のリビングではなく、何故か‥‥‥‥厠だった。
彼は二畳くらいの小さな厠の個室にいた。
全然広くはないのだが、何故か懐かしさと開放感を覚える。洋式の便座は、古めかしいが、よく手入れされていることを物語っている。
随分と経って彼は手にある物の存在を思い出す。
(ソースと醤油‥‥‥置いてくか)
そう思い、二つとも床の隅っこに置く。そして上のほうにあった窓に気付き、見てみる。
空は雲ひとつない晴天、むしろ明るすぎて目が痛くなる程。目の前を横切る人々は、あまり彼が見慣れない服装をしていた。
彼は一瞬他の星に来たのか、と思ったが、そんな非現実的なことは絶対にないと自分に言い聞かせ、先ほど自分が思ったことを打ち消す。
とりあえずここを出ようとやっと思うと、個室のドアノブに手をかけた。
外に出てみてもやはり厠だが、先程見た外の空気とは何かが違う、と違和感を感じた。
彼が外へ行こうと、足を一歩出した時───
「すいませんっっ」
というどこからか幼いような声が響き、あの時のような光で視界が染まった。彼は素早く目を光から隠し、叫ぶ。
「お前は誰だ!オレをここに連れてきたのはお前か!?」
すると、また幼い声で返答が返ってくる。とにかく目を開けて下さい、と。
彼は眼を隠している腕をどける‥‥‥‥‥そして自分の目を疑った。──そう、彼が見たものは、
「‥‥‥‥‥羽??」
その少女は漆黒の世に黒い髪とは対照的に、背中に純白の羽をもっていた。
「驚かせてしましましたか?」すいません、と深々とお辞儀する少女。‥‥‥‥‥‥‥‥黒おかっぱに白い羽。変わってるな、この組み合わせ。などと彼が考えていると、少女は一つ咳払いをして、自己紹介を始める。
「大天使守護特殊部隊召喚士アプリーレと申します。‥‥‥‥‥‥‥種族は天使です。」
幼い子供から出てきた難しい言葉に彼は面食らってしまった。
「‥‥‥‥‥?おま、ガキのくせに難しいことば言うな‥‥‥‥」
───ガキ‥‥‥‥そう、アプリーレという少女は、彼の身長の半分くらいの大きさしかない‥‥‥‥‥‥が
「ガキって、あなた様のほうが幼いです。」羽の生えた少女は、彼のほうが幼い、という。
気の短いらしい彼は、『幼い』と言われただけで、分かりやすく怒っている。
「じゃあお前は何歳d」
彼が聞こうとした直後に、天使は犬に向かってやるように、手を前に出し五本指を開く。待てのポーズだ。
「女性に年齢を聞くのは厳禁ですよ」と笑ってない笑顔で言うと、一呼吸置き真剣な表情へ戻った。
「わたしが来た理由はこんな事じゃありません。」
さっきまで気にしていたことを少女はばっさり切り取ると、彼に向って再度深いお辞儀をする。
「この世界を救ってください!!」
性 別 | 女性 |