徒然

「せんせーっ！」
声を弾ませた足音と同時に、いつもの顔があった。
「騒々しいぞ」
といちおう、教師らしくたしなめる。
「そんなことよりせんせー、話してくれよっ」
授業は真面目に聞かないくせに、どうして――

「それじゃあ、」

――昼と夕方の光が交わり、図書室を照らす。
学校司書教諭であるおれの、この時代での仕事場。

「おれの聞いた話は――」

いつかあったかもしれない。
けれども、いつか望んでいた夢物語を――

「始めようか」


End

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1450くらいのヨーロッパの風呂について。あとでよむ

【メモ】

〜パン屋さん

レック「本取りにきました」
おばさん「あ、ローグちゃんとこね」
レック（年齢変わらないだろうに……）
おばさん「まだ読んでるからあとで返しに行くって言ってくれないかしら？」
レック「わかりました」
おばさん「それとこのパンあげるわ」
レック「商品じゃないんですか、これ」
おばさん「それがね、失敗しちゃったのよねー」
レック「固い……けど」
おばさん「いいからいいから、今のうちに食べちゃいなさい」
レック「……ありがとうございます」
おばさん「ふふっ、ローグちゃんによろしくね♪」
レック（こくこく）
レック（このロールパン美味しい……）