七紙様
沢山のお言葉ありがとうございます。
葦です。
七紙さんの経験を教えてくださり、ありがとう御座います。
私の為に辛い過去のこと、そして今の心の有様を曝して伝えてくださり、本当にありがとう御座いました。
お祖父様のガンの進行が医者の予測より早く、七紙さんもご家族の方々も受け入れる心構えを用意する前にお祖父様は亡くなられてしまったのでしょう。
その時の衝撃がどれほどか、祖父、祖母ともに余命通りだった私には薄っぺらな想像しか出来ません。
七紙さんのメッセージを読ませて頂いた時に気になったのですが、七紙さんは泣けない自分を責めているように感じられました。
もしそうでしたら、それに対して少しだけ、お節介甚だしいとは存じますがお伝えたい事があります。
七紙さんがお祖父様が亡くなられた時に受け入れられる心のスペースを作る前にお祖父様が亡くなられ、きっとその時に心が許容オーバーしたのではないかと思います。
その為に、悲しみ(涙)よりも戸惑いが先行しているのではないでしょうか。
私はカウンセラーでも無ければ医者でもありませんが、人はその場で起きた現象を受け入れられない、もしくは受け入れてはいるけれど何処か現実味がない、と感じることがあります。
起きた現象に対し、頭では理解するけれど感情がついてこないのです。
理論と感情論との違いですね。
これは、人がショックで体調を崩すのを考えれば当然の反応なのです。
もしそこで感情までもが現実を受け入れた場合、生存が危ぶまれる可能性がある為です。
七紙さんが、まだお祖父様がいるような気がすると仰るのは、頭(理論)としては亡くなられた事を理解しているが心(感情論)としてはまだ完全に受け入れられていない状態なのではと思います。
そう考えると、七紙さんが泣けないのは当たり前なのです。
だって、七紙さんの心(感情)ではお祖父様は生きているのですから。
今はまだ泣けないけれど、何日後、何ヶ月後、何年後かに感情で理解した時に涙が勝手に出るのではないでしょうか。
私には、そう思えてなりません。
ですから、今のご自分を責めるのはやめて下さい。
長々と、済みません。
人の感情に立ち入った事を書き、申し訳なく思っています。
私の事ですが、元同居人は他に転移の心配は無いと言われました。切除で良いと。
ただ、医者は専門ではあるが神ではないという意識が私にはあるので不安が拭えず、時間の共有はしよう思っています。
今はテレビ電話機能が携帯電話にもあるから、凄く便利ですね。遠くにいても、相手の声が聞けて顔が見られるのですから。
私は、今すぐに元同居人の所に行っては負担になる事は確実なので、下準備の段階に入っています。
ガンはその時に進行が見られなくても、いつ何時襲いくるかは分かりません。それは私自身にも言える事です。
これからも、周りを大切にしながら、自分も大切にしていけたらと思っています。
本当に、沢山のお言葉ありがとう御座いました。
またいらした時には、お声をかけていただけると嬉しいです。