はじめは皆で楽しく暮らしてた。
でも、ある日みんな戦いに出ていった。
僕は神様に残りなさいって言われて残った。
皆が帰ってくるのを、何年も待った。
誰も帰ってこなかった。
やっとその内の二人とであえて
僕の大好きな人は生きてる?
そう聞いたら
もういない
と言われた。
涙が止まらなかった。
部屋の真ん中でただひたすらに泣きじゃくった。
僕がここで待っていることの意味がわからなかった。
なぜ神様は僕に残れと言ったのか。
ほんとは薄々気づいてた。
もうみんないないこと。
もうみんな帰ってこないこと。
でも、そんなもの全てに蓋をしてた。

そんな夢。
そんな、嫌な夢。

最近好きな歌の歌詞に
「こんな夢を見る
周りには 誰もいない
こんな夢を見る
次々倒れる同士
俺が弱いから?
何も守れなかった
Shut up!
Shut up!
目を醒ませ」
とある。
多分今日の夢はここからきたんだな。

でも、現実でも起こり得る気がした。
何かのきっかけで愛想をつかされて
みんな僕からはなれていく。
あり得る。
というか、もう既に1人離れてる。

あれからあのこからは音沙汰なし。
僕はただひたすら待ってる。
答えを催促するのも違うし
僕が答えを出すのも違う。
待つしかなかった。
だから待ってる。
けど
なにも答えがないことが答えなんじゃないかって思う。
もう関わらないよ
っていう答え。

くるし、しにた、たすけて