オンラインで中古車を一括査定できるサイトの中には、査定依頼が匿名で可能なところもあるようです。


せっかく査定を依頼しても結果の連絡を受けなくては意味がないので、メールのアドレスや電話番号は記入する必要がありますが、なるべく個人情報を開示したくないという人には便利なサービスですね。


メールアドレスや電話番号すら明かさずに相場金額を見たい時には、手持ちの車の車種や年式などの情報をメーカーのサイトに入力すると、今のその車の相場の概算を知ることが可能です。


そうは言っても、本当にだいたいの値しか出ないので、大して参考になったという意見はないですね。


近頃販売されている車は最初からカーナビゲーションシステムが標準装備されているものが多数派となってきました。


こういうわけで、単にカーナビが搭載されていてもさほど査定額がアップすることはなくなってしまったのです。


例外として、後から高額なカーナビシステムを装備した場合に限っては評価してくれる可能性が高くなります。


カーナビを外すのにさほど手間がかからないのならば、見積もりをしてもらう前にあらかじめ外してカーナビだけでオークションなどで売ったほうが利益が出る場合もあるでしょう。


中古車の相場は人気や流通実績値で決まりますが、国産車より流通量が少ない外車は、査定額は買取店舗によって違いが出やすいです。


他店のほうがずっと高く買い取ってくれたのにと後悔するのも、外車のほうが多いです。


最初から外車専門業者に的を絞ったほうが、専門を謳うだけあって販売の目処も立ちやすく、査定額は全体的に高めになります。


とは言うものの、輸入車専門店というのはベンツ専門店もあれば、英国車専門店もあります。


まずはネットの一括査定サービスなどを使って、自分の車を高く買い取ってくれそうな業者を見つけることが大事です。


国民の消費に関連する相談窓口である国民生活センターでは、中古車関係の不満やトラブルの報告があがってきます。


近年はとくに売却(買取)絡みの電話が多く、全体に占める割合も増えています。


相談例の一部としては、ウェブの一括査定サービスに登録したところ、時間を問わずしつこく電話をかけてくる業者がいる、居座られて契約をせざるを得なかったなどです。


一人ではつけこまれやすいので、変だと思った時点で、契約のトラブル等を専門に受け付けるホットラインなどで相談してみると安心ですし、より良い解決策が見つかるはずです。


査定額についてですが、人気の高い車種は査定をお願いしても高く買い取ってくれることが多いです。


例を挙げてみると、トヨタのプリウス、日産のセレナ、ホンダのN−BOXなどは買取においても有利な、人気車種だと言えるでしょう。


仮に、買った時点で人気の高い車種であっても、買取をお願いした時にはそこまで需要が高くなければ、むしろ査定結果が下がることもありますから、注意してください。