愛車を高額で手放したいのなら、下取りではなく買取を選択しましょう。


買取を選ぶほうがずっと得することが可能性大です。


それに事故車や故障車を売却したいと思う時は、下取りにするといい評価が見込めないためプラスどころか廃車の費用がかかる可能性もあるでしょう。


ただし買取の場合は専門業者を選択すれば、正式に買取をお願いすることができます。


車のローンを払っている最中というのは、その車両が担保となっているんですよね。


ということは、ローンが残った車を売却する場合、残った債務を清算し、ご自身が車の所有者にならなければなりません。


面倒そうに思えますが、殆どの買取業者みずからが買取の際に売却額からローンを完済し、所有者の移動手続きも行ってくれますので簡単です。


買取金額とローン清算額の差額分を業者が立て替えたローン分を払うのか、あるいは現金を受け取る事も出来ます。


業者に車を買い取ってもらおうと思い、WEBの簡単査定サービスを使ってみました。


車は高級外車のアウディで、まだ乗り始めて5年と新しかったので、結構な高値で売れることも期待していたのですが、予想に反して安い額を付けられたので驚きでした。


その査定をしてくれた業者の担当者に実際に来てもらって事情を聞いてみると、「今はアウディでも軽自動車以下の額しか付かない」と言われて衝撃を受けました。


喫煙の痕跡のあるなしが、車買取のとき、査定額の決定打となります。


タバコの臭い、煙やヤニなどはどのように除去しても車内に残ってしまうためです。


近頃タバコを吸わない人や、子どもやお年寄りに気を遣う人が増加傾向にあります。


禁煙者の車を買いたい人が増えているので、喫煙の跡が残っていると査定は下がるというのは明らかです。


中古車屋の査定というのは、公平な査定を期するために標準的な状態をベースにしたチェックリストがあり、ここはマイナス、こちらはプラスといった具合に客観的な値付けが行えるようになっています。


減点評価が免れないものは、車体の外観の瑕疵(へこみ、中規模以上のキズ)でしょう。


気をつけたいところでは、それらのキズを素人なりに修理しようとした場合で、むしろやらない方が良かったなどという事態になりかねません。


相応の知識と修理経験があればキズの深さによっては何とかなるかもしれませんが、そもそも使用機材からして及ばないのですから修理はしないほうが良いでしょう。