自動車を売却する際には書類が何点か必要になります。
しかしながら、自動車関連の書類をなくさずにひとところにまとめていて、プラス住所や苗字の変更がないのであれば、新しく必要になるのは印鑑証明書だけです。
車を売るときだけでなくて、印鑑証明は車を買うときにも必要になってくるので、一度に2枚まとめて取っておくと賢いでしょう。
ちなみに有効期限は印鑑証明書を取得した日から3ヶ月です。
車を売ることを思い立ったらすぐに取りに行くようにすれば、実際の契約時に取りに行くよりも手続きが滞りなく進むでしょう。
車の買取査定を依頼するときは、その前にきれいに掃除はしておきたいものです。
車の中は、初めての人を招くのと同じ気持ちで掃除すれば大丈夫です。
トランクルーム内の物品はどかしておいてください。
外側は思い切って洗車してしまいましょう。
手持ちのカーシャンプーで良いでしょう。
それ以上に集中的に汚れを落とそうとすると、うっかりするとキズ・ハガレが生じるため、あくまでも清潔感を目指してください。
ボディの上下であるルーフと足回りは汚れが残りやすいので、よく洗い落としましょう。
時間があれば、ニオイなどが残らないよう充分換気しておくのも大事です。
基本的にタイヤの状態は、中古車売却に際して買値に影響しないのが普通です。
例外といえばスタッドレスタイヤで、もしスタッドレスに替えている時は、ひと手間かけてでもノーマルタイヤにしてから売りましょう。
スタッドレスは高価ですが、雪国などでもない限りいちいち業者の方でノーマルタイヤに交換したあと中古車市場に流通させるという余計な手間がかかります。
従ってその手間賃と実費の分、見積額から引いておくわけです。
手元に普通タイヤがある人ならぜひ交換しておくべきです。
買取を依頼してこちらに招いた場合でも、必ずしも車の売買を行うことはしなくてよいのです。
満足できる買取価格でなければ拒否することも可能です。
一部の車買取業者は売買成立まで居座ったり、出張費用や査定費用などを請求する場合もあるので、気を抜かないようにしてください。
先に口コミのサイト等をチェックしてから出張買取の申込をしたほうがいいと思います。
少しでも高く買い取ってもらうためには、何社もの車買取業者に査定を依頼するのがお得です。
車買取業者によって得意とする車種やメーカーなどがあり、買取価格が上下することもあります。
いくつもの業者に査定してもらえば、買取価格の違いがわかるので査定額をアップしてもらいやすくなるはずです。
自分にはちょっとと思う方は交渉が得意な友人に交渉を手伝ってもらうというのも一つの作戦です。