ところで、車の年式や状態によっては、査定結果が0円、なんてこともあるそうです。


特に、数多く売れたもので10年以上経過したものや、10万キロを超えた車、あるいはカスタム車とか傷みの激しく動かない車、事故車といったものは値段をつけてもらえないことが多いようです。


しかし、業者によってはこのような特殊な車を専門に査定してくれる業者もあるそうですので、劣化の激しい車の査定をお考えの場合はそういった専門業者に頼んでみるのが一番良いのではないかと思います。


幾らかでも高く自分の車を査定してもらいたいのなら、相場を知りたいだけでなく、自分は直ぐにでも売りたいんだという思いを前面に押し出すことです。


ついでだから査定してもらうけども車を実際に手放すのは先になるだろうという相手よりも、価格が折り合えば今すぐにでも売却しますという売り手の方が営業マンにとっても有り難いことでしょう。


車を直ぐに売却してくれそうだとなれば、是非うちの店で取り引きしてくれるように高めの査定額を提示してくる可能性があるのです。


国民の消費に関連する相談窓口である国民生活センターでは、中古車関係の相談が寄せられています。


そして個人から業者への売却に関する事例は増加中で、一向に減る気配が見られません。


内容的に多いのは、ネットの一括見積りサイトを通じて査定依頼したら、夜間や仕事中にも電話がくる、頼みもしないのに訪問査定に来て、帰ってくれないので契約したが解約したいといったものです。


おかしいなと思ったら、消費問題に詳しいプロなどに話してみると安心ですし、より良い解決策が見つかるはずです。


年度末で商戦華やかな3月と、ボーナスの影響が出やすい9月というのは自動車の販売は好調です。


どこの販売店でもそうですが、売れ行きが好調なときはもっともっと商品が欲しいと思っています。


ですから査定金額も自然と上向きになります。


今すぐ車を売却しなければいけないというのでなければ、狙い目なのがこのシーズンでしょう。


また、在庫を抱えがちなのが売れ月直後の10月と4月ですが、そこは買取額が低調ですので避けた方が無難です。


車査定サイトを利用して査定を申し込むと、かなりの確率で営業の電話がしつこくかかってきますが、これはもう、ある意味仕方がありませんし、そういうシステムだと割り切っておきましょう。


対応の仕方としては、はっきりきっぱりと断りをいれることで、そうすると、それ以上の電話攻勢はしてこなくなる場合が殆どで、また、着信拒否設定という対策もとれますから、それ程迷惑になることもなさそうです。


また、一括査定サイトの中には個人情報を打ち込まなくても査定の金額を提示してくれるサイトを利用して申し込んでみると、営業の電話は防げるでしょう。