車買取業者に売却依頼するときは、その車の走行距離で査定額が大幅に変わることを理解しておきましょう。


1年で1万kmというのがだいたいの目安で、それより多いか少ないかが査定額に反映されます。


走行した距離が短いほど査定にプラスされ、10万キロ近く走っているような車だと見た目が良くても、値段がつけにくい車となります。


車の種類によっても違ってくるので、聞いてみるとよいでしょう。


車査定のサイトなどを利用して、車を売却したい業者を選出したら、実車の査定を受ける段階へと進むことになるのですが、その際、揃えておくべき書類があります。


車検証、及び自賠責保険証書で、所在の確認を行いましょう。


業者が来る日が近づいてから慌てて探し回るようなことのないよう、売却の時に提示が必要な各種書類も一緒に所在の確認をしておきます。


必要書類を紛失していた場合は、再発行の手続きをする必要があり、これには時間のかかるものもあるため、事前準備には早めに取りかかります。


法改正によって、平成17年1月から自動車リサイクル法が実施されていますので、多くの車が購入時に自動車リサイクル料金を払っていると思います。


このようなリサイクル料金払い済みの車両を売ろうとする場合、車買取業者を通して車を買ったときに納めたリサイクル料金相当の金額を受け取ることが出来ます。


返されたリサイクル料金相当の金額が、そのまま支払われるのか、またはまとめて査定額として扱われているのかどうかは、業者にきちんと確認をとってから契約した方が良いと思います。


業者に車を売却するときの心得として、あとでトラブルにならないためにも注意すべき点があります。


当たり前ですが、契約書にしっかり目を通すことです。


取引に関する必要事項を記載したものが契約書で、判を押した時点で効力が生じますし、了解したものという扱いになります。


業者による説明と実際の買取額が同じかどうかといった値段、手数料といった金額に関連した文言は注意しなければいけないのは言うまでもありません。


細かいところまで読んでからサインしてください。


業者による車の査定の際は、ちゃんと洗車を済ませておくべきです。


車を査定するのはあくまで人間、洗車すらしてもらえない汚い車より手入れの行き届いたきれいな方に良い点数をつけたくなるというものです。


車の汚れについてはそれだけでなく、汚いままだと、車についた傷などが見え辛くなっており、そこで査定額が減らされる可能性もあります。


また、洗車を行うなら洗いやすい外装だけではなくタイヤまわりも洗っておきましょう。